らーめん 凌駕@大岡山

4/10分です


「大岡山三峰」って聞いたことがありますか。
学生街である大岡山には古くから二郎インスパイアの三大巨頭があり、それらの店をそう呼んだものです。
三峰を制覇することはないんだろうなぁと思っていたけど、数年前に三峰の中でも最も登山しやすそうな「基乃」に行きました。
無事完走。
残りのふたつ「凌駕」「婆娑羅」は別にいいや・・・
そう思っていました。
それもそのはず、当時は今ほど二郎系が流行っておらず、むしろ時代の中心は豚骨魚介でした。
「魚介系と動物系のWスープ」「そのスープを広めたのは高田馬場の渡なべ」。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
世間は知っているのでしょうか?
三峰の影に隠れて日こそ当らないが、渡なべよりも前に豚骨魚介を出していた知る人ぞ知る店があることを。
「しま坂」という店が豚骨魚介がそう呼ばれる前、まだ「豚骨醤油+濃厚さかな出汁」としか呼ばれていなかった時代からこのスープを出していたということを。
そのしま坂が、大岡山にあることを。


しま坂行くでー!
大岡山駅から降りて二郎系なんぞには目のくれず、ずんずんずんずん駅から遠ざかっていきます。
住宅街のど真ん中。
そこに突如現れるお店、それがしま坂です。
店の前まで行って唖然、「準備中」。
RDBでは15時までと表記ありましたが、店の外の看板には14時までとの記載。
これだからRDBは・・・
時計を見ると、14時を5分だけまわったところ。
とことんツイてないな!
仕方ない、凌駕にしよう!w
一生来ることはないと思ってた店ですけど、こうなったら凌駕しかないですねw
東工大の正門のすぐそばです。
14:10到着、先客4名
「らーめん(700円)」「中盛(50円)」の食券ババン!
二郎系を名乗ってる割には、並で200gしかなくて麺を増やそうと思うと結構小刻みに料金が上がっていきます。
平均的な300gにするためには大盛り100円が必要。
私は中盛りの250gにしましたが。
学生証を見せると無制限で麺の量を増やせる「学割(50円)」もあるのですが、中盛にするのなら学生証見せても料金変わらないので無駄。
さらにコールなども麺の固さと油の多さだけで、野菜トッピングは100円かかってしまいます。
こんなんで二郎系名乗れるか!!!
不本意な訪問な上にこの料金設定で少しイライラが募ります。
厨房は男性が調理、そしてアジア系女性が接客というなんとも・・・。
店の中きょろきょろしてたら、厨房内のパソコンのデスクトップが店主とどこぞのアイドルの2ショットで笑ったけど。
ここの店主、アイドルヲタかよ!救えねーな!


「チュケソバ、ナミモリー!」

そう店員さんに言われて運ばれてきた。
つけそば並盛・・・?
俺、らーめん中盛りだけど・・・!?
よくわからんまま食べ始める。
解析モードをオフにしてたから簡潔に。
スープは乳化してるだとかそういう次元じゃなくて、豚骨醤油ですね。二郎系とは言い難い。
かなり醤油の味が立っています。
大量の刻みタマネギがスープ中に広がって、最後の最後までそのタマネギでさっぱりさせてくれる印象。
タマネギが苦手な人はこのらーめん自体もあまりおいしくは喰えないでしょう。そんくらいのレベル。
野菜の盛りは思ったよりは多かった。もやしシナシナ気味。
太麺はワシワシ食べようにも少し物足りない感じ。やわめ?
250gあるようには感じなかった。多分店員さんの言うとおり、並盛で来たんだろう。
焦げ目がついていておいしそうな見た目のブタ、、というよりチャーシューも味はごくごく平凡。
揚げニンニクみたいなの乗ってたんだね。今写真見て気付きました。存在感あったっけ?w


57点
デスクトップは変えた方がいい。以上。
てか基乃潰れたし、今や大岡山二峰なんだけどねw
ここまできたら、婆娑羅にも行きたくなってきたw
ここは小でも270gあるし、野菜増やせるし、茹で卵無料だし。凌駕よりはおそらくいいでしょう。
東工大生の意見も是非聞きたいね!婆娑羅と凌駕、どっちがいいのか!
まぁそれより前にしま坂リベンジだけど。
ここらへんでは、たかくら@武蔵小杉、土田八@西大井なんかもBMしてるので近々行きまーす。
ほしの@蓮沼も行きたいかな!
葉月の限定狙いもしたいし、多賀野も2回目の訪問で塩か限定食べる必要あるだろうなー!
そして中山二郎。