らーめん芝浜@桐生市

群馬遠征2日目のメインイベント!
今全国で最も注目されていると言っても過言ではないんじゃないでしょうか。
朝7時から営業している「朝ラー」を推進している店、芝浜です。
今年の7月31日にOPENしてこんなにも人気出ている理由は、10時から提供している「小麦三昧」というメニューのおかげですね〜
いわば、小麦のフルコースです。
まぜつけらーの順番に3種類出て、それぞれに違う自家製麺を使っているという、なんとも贅沢な・・・
こんなの都内にあったら大行列必至なのでむしろ桐生で良かったと思うくらいなんですが、とっても楽しみにしてきました。
混んでるのかなと思って、並び覚悟で9:40くらいに着いたらPPでした。土曜なんだけどな。ラッキー。
店内に入って「小麦三昧(1296円)」を注文します。1200円+税ね。
らーめんは醤油か塩から選べるので、醤油でお願いしました。
店主とアルバイトの高校生?大学生?くらいの女性2人。
みんな機敏に動いてます。
そりゃ10時になってカウンター一杯の客が全員小麦三昧頼んだらオペレーション大変だもんなぁw


1杯目「低加水麺のまぜそば

「タンパク含有量が高いのでザクザクの食感で、内麦特有の豊かな香りが楽しめます」とのこと。
まぁこれは前菜だな。麺量90gくらいでサクっと食べてしまいました。
確かにザクザク食感なんだけど、今となってはそこまで珍しくもなく。
むしろ、昆布で香りづけした鶏油がものずごく薄味だったおかげで小麦の味をストレートに味わえました。これが小麦三昧たる所以か。
混ぜれば混ぜるほど鶏チャーのラードが全体に広がって、まったくしつこくない動物性ラードの味に変化していきました。


2杯目「上州辛味大根のつけめん」

「モチモチの食感にしました。全粒粉を2%配合して香りも豊か。」とのこと。
これ、麺アップで写真撮りましたけど、スープがスープじゃないんですね。
醤油にもろみが乗ってるだけなんです。
すごい革新的なつけめんだなーと。
提供されるときも、「お蕎麦を食べる時のように、麺の半分から下だけお醤油につけてお召し上がりください」だって。醤油べちゃべちゃつけられて小麦の味を消したくないんだろうね。
麺は普通のつけめんの麺よりも色が濃い!
そして食感も「モチモチ」の一言で片付けられるようなものではありませんでした。
なんか日本蕎麦のエッセンスを盛り込んだような、そんな麺でした。まぁ「蕎麦のように」って言われてるからね。
風味・食感・喉越しの3方向に全て花丸満点をつけられる、そんな麺だったなぁ・・
それを醤油につけて食べるなんて、シンプルを極めながらも食べ手を唸らせてくれる逸品すぎる逸品です。間違いない。
個人的な感想ですけど、醤油につけないで麺だけで喰った方が旨かった。
もうこれ、「つけめん」じゃないよね。「麺」だよ。


3杯目「らーめん(お醤油)」

醤油に「お」をつけていることでもう既に評価高いです。
でも塩には「お」がついてないんだよなぁ。おそらく、醤油は岡直三郎商店というところから卸してるけど塩は自分で手配してるからかな?
「つるつるの舌触りとパツンと切れる歯応えが特徴」とのこと。
むしろこの一杯は、麺というよりスープに驚嘆しました。
飲んだ瞬間5つ星を確信する、そんなバケモンスープでした。
鶏由来のどことなく甘い旨味と昆布の旨味がこれでもかと押し寄せてくるんだけれども、しかし旨味過多になりそうなそのくどい味を醤油がしっかりと支えてる感じ。
すごくうまい。すげぇうまい。
正直麺忘れたよ。スープうますぎだよ。
チャーシューも自然と笑みがこぼれる系の極上モンでした。
普通にお醤油らーめん650円を食べてみたいよ。
店内連食しようと思ったけど、それでも我慢して店を後にしました。


いやー。満足度高すぎ。
これで1300円か。一杯400円かーとか考えるのは野暮だけど、とっても満足。
こりゃ人気出るよ。
本物のコース料理みたいに、一杯食べ終わると適度な時間を挟んで次の一杯出てくるしね。店員さん3人ともいい仕事しておりました。
「小麦を堪能する」という名目だけれども、麺は当たり前のこと、スープやトッピング、食べ方(主につけめんね)、接客面などどれをとっても満足いくものでしたー。
しっかりとした点数はつけないけれど、このブログ風でいうなら90点以上はいくんじゃないでしょうか。
間違いなく今年ベスト5には入るね!
感動指数が高すぎる!