麺's ノンノ 2013

さぁ今年も麺活を一年間総ざらいする完全自己満エントリーの時間がやってきました!
これ結構時間かかるんだよ
去年は大晦日の昼くらいからずっと数時間かけて書いてたけど、今年はそれはダルいので12月の頭くらいから点数の集計して計画的にこの記事を書きあげているよ
また、今年はfbにも喰ったらーめんの画像を店名とメニュー名と共にすべてアップしてきた
それは、ラーメン好きでもない普通の人の「ラーメンに対するイメージ」を一新したかったから。
汚い床、チャーシューとメンマとナルトと海苔、そんな昔ながらの中華そばだったり。
ギトギトの脂が乗った体にいかにも悪そうなラーメンだったり。
そういうところからイメージが変化してないと思うんですよね。
そういうのを、おれが普段食べてるらーめんの絵を見せて変えたかった。
鮮やかな野菜乗ってたり、味を変えるためのアイテムがあったり、そういう現代チックならーめんを見せたかった。大衆に。
だから今年は「見た目」「画」という面もメニュー選びのひとつの軸になっていたことは確実だね。


さてそんなところで、今年の序盤に立てた目標を振り返ってみますか!

来年の目標は、140杯!そのうち新規店舗はやっぱり90はいきたいな!
上半期のペース如何では目標を上方修正することも視野に入れて。

(Y´∀`)< 今年の目標は杯数以上に味がわかりやすいレポを書くこと

毎年この目標はすごく低く設定しているんですw
特に杯数w
毎年毎年「今年は頑張ったー!来年はこんなに喰う金も時間もないよー!」なーんて思ってるからです。
「目標を上方修正することも視野に入れて」と保険はかけてるけど、まさかそれが倍増するとは誰も思っとらんでしょう・・・w
以下、月ごとのまとめ読み飛ばし推奨


●1月-17杯
今年の麺はじめは磯部水産でした
確か1/4とかだったかな?
家におせちの残りが大量にあるからなかなか外食する機会がないんだよな〜
シューカツしているとやはり訪問する先々でのモチベーションはらーめんを食べることになる
鶴見に行けたのもそのおかげですな
またスマホを去年の11月にゲットして、日常的に入ってくるラーメン情報が飛躍的に増えた
そういうネットワーク(主についったから)を生かして新店などにも積極的に行くようになったね、今年は。
KABOちゃん→GANCON NOODLE@駒込とか今考えても素晴らしい連食コースだもの。
ラゾーナの中の一燈にはちょっとガッカリしたね・・・
京急川崎二郎にフラれてからリベンジしてねーや。
冬のうちに二郎行っておかないとね!


●2月-25杯
月間25杯なんてのは自分史上最高レベルなんですよ。
それを2月とかいうシューカツで一番忙しくて毎日徹夜してるような時に達成してしまう。なぜだ。
しかも27日しかないのに。
おそらくTRYナイトに参加して「ラーメン中級者から上級者にならないと!」という確固たる目標みたいなのが芽生えたんだろうね。
それに自宅でうじうじしてる時間減ったから単純に外食が増えた、と。
この時は胃袋も大きくて連食とか余裕でしてたなぁ。
試験終わって精神的にふさぎこんでた時期だからラーメンとしか会話してない気がする。
人生トータルで見ても何かとおかしい月でした。
大至のふっつーの醤油ラーメンくっそ旨かったなぁ・・・
店の一番奥でカラスさんが食べてたなぁ・・・
紫くろ喜おいしかったなぁ・・・
そしてこの月に、今のまま食べてたら年間140杯なんていう目標は軽くクリアしてしまうと悟ったので250杯と大胆に上方修正したのでした。


●3月-27杯
喰ったなぁ・・・
悲しみに暮れながららーめんを食べまくってたような記憶しかありませんw
神社行って厄払いしてもらった直後にお気に入りの蘭鋳に行ったのもいい思い出。
横浜の田舎の方まで日雇いの夜勤するにあたって、その日の夕飯と翌日の昼にそれぞれ連食したのもいい思い出ですな。
年間250杯喰うなら神奈川県のらーめんもたくさん食べなくては!と決意した月でした。
神奈川奥が深い。
そんな中出会ったのが、東京いまむら@新馬場。
度肝抜かれるほど旨かったです。
客観的に見ればいろいろと問題ある店なんだけど、その時は絶賛してましたね。
まさか今あんなことになろうとは・・・


●4月-16杯
年度が変わって何かと忙しい4月。16杯しか喰えませんでした。
というのも、お腹の調子を崩したら長引いてしまってらーめんなんて喰えないレベルでoppだったのです。
禁断症状で無理やり喰いに行った時に食べたのが、ゴッテゴテのおとど
それが大ダメージすぎて4月後半は2杯くらいしか喰えませんでした。
たかくら@武蔵小杉は完全に名前負けだなぁ。今全然話題になってないしな。味も普通だった。
いまむらが美味しすぎて違うメニューも食べに来た。煮干し10倍にして。
同じ店を2月連続で来るなんてことは滅多にないぞ!
それくらい当時の私はいまむらに惚れこんでいました。
友人にも勧めまくっていた気がします。


●5月-36杯
はい、月間新記録達成!
と同時に、やっぱりきつかったよ・・・
30杯超えたくらいからは臨界突破して記録更新するのが面白かったけど、だいぶ私生活に支障きたすよ。
それと同時に、年間600とか喰ってる人はこれよりもっとすさまじい生活を毎月送ってるんだなと思うとおぞましかった。
なぜこんなにも喰ったのか。
モチベーションがあがったからである。
なぜモチベートされたのか。
同世代で年間600杯とか食べてる人を知ったからだ。
俺なんてまだまだクソみたいなラーメン好きだと自分の存在の小ささに気付かされた。
せめて年間300杯は喰って舌を肥やしていかないと、と具体的な300という数字を意識し始めたのもこの頃。
そりゃラーメンが自分のアイデンティティならもっともっとそこを磨かないとね。
ってことでGWの湘南日帰りツアー。念願でした。4杯が限界。
麺やBar渦にはまだ行けてません!リベンジしなくては!
やっぱ湘南には素晴らしい店がたくさんあったよ。飯田商店もら塾も旨い。
また、横浜市の奥地に通う予定が7回もできたので、その7回でどこのらーめん屋に行くかということをミッチリ計画立てるのが非常に面白かった!
一人でラー博行ったり、吉野町で素晴らしいらーめんに出会ったり。
烏賊煮干しが世間を騒がすようになったのもこの時期かな?
初めて対峙したのは、おおぜき中華そばの限定でのお話です。
そんなに美味しくなかったけどw


●6月-25杯
生まれて初めての坦々麺はチョコ坦々麺でしたw
まぁ美味しかったけど・・・パパパパパインは2年以上続いてるけどクラー軒は半年で潰れちゃったねw
まぁあそこは味とかいうよりも立地が問題でしょうね!
凪Nbも潰れたといっても過言ではないね。
もうあの頃のなぎNbはない。今は豚王になってしまった。
やはりG街と西口凪が大正義ということだ。私は最近西口凪信者です。
ていうか、凪グループの新年の限定めっちゃ旨そうなんだけど!まぁそれは今いいかw
凪Nbの一番最初の客となった身としては複雑でございます。
神保町の二郎初めて行ったね!本当に汁完したくなるくらい美味しかった。
やっぱり乳化してる二郎が俺は好きダナー
忘れちゃなぁねぇ、6/9にロックン赤坂移転OPEN。
しかししかし、ロックンで修業した彩香@保谷のらーめんが旨すぎたのです。そのせいでロックンかすんだ。
くろ㐂の2周年限定、おいしかったなぁ・・・
あそこの限定は、店主のブログを見てると店主の一杯にかける思いというのが伝わってくるから120%の美味しさで食べられる。そこが好き。


●7月-37杯
この月間37杯というのは今年の最高記録でした。
暑いし試験もあったし遠征もしてないのになぜこんな好記録を打ちだしたのか。
その要因のひとつは、小麦ヌーヴォー2013の開催でしょうね。
各地でとんでもないらーめん・つけめんが飛び出しました。
まぁ一杯一杯の詳細は後述しますけど。
来年の小麦ヌーヴォーが今から楽しみだし、このイベントに今年初参加できたことが嬉しい。
ようやく「限定らーめん」を追い求めるほどの余裕ができたからね。
あとは、移転後のajito ismで限定のカルボナーら喰ったり、磯部水産でももクロラーメン喰ったり、まぜまぜムタヒロが個人的にムタヒロ3店舗の中で一番良かったりと。
かなり充実した7月でした。
暑いのにようやったよ。


●8月-15杯
8月はやっぱしゃーないねw
そもそも食欲わかないしw
今年は去年に比べて冷やしらーめんも積極的に食べました。
まぁこれといって「この冷やしうめー!」とはならなかったんだけどw
どの店舗も佳作揃いでしたね。
「震撼するような冷やしに出会いたい」という今年の目標は達成されませんでした。
来年こそは!
吉祥寺に武道家できて、武蔵家が対抗心メラメラだったのには笑った。w


●9月-31杯
なんといっても、人生初のラーメン遠征でしょう!
北関東ラーメンツアー!そしてそれに付随して房総半島にもちょちょいと!
遠征の醍醐味とか楽しさっていうのは当時まとめたので今ここでは改めて書きませんけどね。
らーめん食べ歩いて今年で6年目。ようやく遠征という念願が叶いました。
なので来年は関東地方を抜けだしてがっつりと食べたいと思います!
その土地のらーめんを語れるのは、その県で10店舗は訪れてから、みたいな格言を聞いたことがあります。
だとしたら私なんて語れるのは東京都と神奈川くらいなもんです。
北海道!新潟!山形!和歌山!津軽!岐阜!福島!京都!
行きたい地方はたくさんあります。
まぁここらへんは短期的な目標ではなくて人生トータルでの目標ですかねw
あと9月といえば、三鷹食堂いなり開店→楽々閉店。
いなりにはあれから一度も行ってないなぁ・・・
三鷹って意外と行かないもんだな。
独立した2人の店に目がいきがちだけど、体調早く治して頂いてまた磯部さんのらーめんも食べたいね。


●10月-20杯
ちょっと先月の31杯という数字にあぐらかいたかなw
あと、胃が小さくなってほとんど連食してませんw
でもその代わり、一杯一杯のクオリティは求めていたような気はする。
不如帰の夜限定おいしかったな・・・鴨脂を使った、現時点で考えられる醤油らーめんにとって最高のエレメントを凝縮した一杯。
また、維新@目黒の醤油らーめんも本当においしかった。香味油というもののポテンシャルをこれでもかと思い知らされた。油ひとつでらーめんの味ってガラリと変わりますよ。
個人的ビッグニュースは、パパパパパインで限定のマママママロンを食べられたことかなw
この記事の冒頭でも述べた通り、今年は「画」という点でもらーめんを大事にしていたので、そういう点ではあのビジュアルをみんなにお見せできたというのは物凄く大きかったです。
もっといいね!がつくと思ったけど一人からしかいいねされなかったw
しかもその人もいいねテロリストだからなぁww
大つけ博開催以来、初めて総スルーした年でもありました。


●11月-22杯
寒くて忙しくて個人的に激動だった11月。
思ってたよりは食べられました。毎年8月と11月が鬼門なんでw
やまぐちのつけそば美味しかったなぁ・・・
まさかあの店で、らーめん2種類よりつけそばの方を気に入るなんて思ってもみなかった。
ていがく(変換めんどくさい)という製麺所が業界内で注目され始めたのもこのつけそばのおかげなのかな?
鳴り物入りでOPENした播磨坂もりずみ。あの外装と内装のおかげで忘れられない訪問にはなったけど、完全に味がそれに負けてるんだよなww
まぁ11月といえば、やはり中華そばしば田でしょう。
これも後述しますが。
らーめん屋の厨房に初めて入ったという経験は今後の人生において確実に大きいものとなった。
スープの作り方とかもイチから学べた訳だしね。
しかもそんな店がいまや食べログTOP5000にOPENから僅か1週間ほどでランクインし、もう食券機には「2013ベストラーメン」のステッカーが貼られています。
本当、あるひとつの店のスタートダッシュが良いとここまで世間的に反映されるんだということを身近に知りました。
口コミって怖い。
怖いっていうか、すごい。恐るべし。
今、久々にRDBでしば田見てみました。
みんな煮干しそば食べてるなぁ・・・中華そばの方が俺はレベル高いと思うんだけど。
まぁそれだけ今のフリークは煮干しが好きってことなんでしょう。


●12月-31杯
年間の目標を達成するべく小さくなった胃をこじあけて連食を多くした月ですw
最近すぎるから簡単に振り返るか・・・
井上@築地の異文化には驚かされました。食べたの数週間前だけどまた食べたくなってくる味ですw
ああいう飽きの来ない昔ながらのあっさりらーめんってそういうものなんだね。やっぱりこってりドロドロは好かんわ。
そして年末のクリスマス限定と大晦日限定ねw
もう言ってしまうと正月限定は一杯も喰ってないから年末限定で美味しいの食べておいて良かった〜^^


・・・とまぁ、ここまで月間別に今年の麺活を振り返ってみました。
さて2013年は何杯のらーめんを食べたのでしょうか。


上半期 146杯 下半期 156杯
合計 302杯
見事自己新記録樹立!(と同時に一生破られないであろう記録です!)


上半期だけで前年と並んでしまっているという、個人的にはものすごいハイペースでした
そしてしっかりと「年間300」という数字を意識して、8月と11月にはなかなか食べられないことを計算に入れて食べ進めていました。
もう途中から「らーめんを楽しむ」ことよりも「300杯喰うこと」が目的になってしまっている気もしたけど、でもまぁらーめんを楽しんでいたことには変わりないのでそこらへんはセーフw
今年の序盤に立てた目標を軽くクリアしてしまいました。
年間300杯・・・らーめん好きのコミュニティの中でもある程度の自信がついた・・・かな?
去年まではリピート率とか新地開拓率とか出してたけど、今年は限定らーめんを多く食べて新地開拓率とか意味ない数字になってしまったから出さないよ。
試しに今、302杯のうち、複数回目のメニューを数えてみた。(違う支店の場合は除く)
一風堂×3、武蔵家@吉祥寺×2、つけナポリタン@ライオンのいるサーカス、蘭鋳、ホープ軒@吉祥寺、はつね、楽々肉煮干し×3、楽々油そば、洞くつ家、葉月、一蘭、大@西荻窪、三三七@川崎、さいころ三田二郎、ひごもんず、丸、神座 の23杯が2回目以上の同一メニューってことですな
まぁ92%強初めてのメニュー喰ってたらいいんちゃいます?
あまりこの数字はもう気にしていない。


さて、続いてこちらのメインコーナーいってみましょう。
「輝く!ピュアボーイラーメンAWARD2013!!!」
去年までは主に80点以上とったらーめん・つけめんを全て紹介しておりました。
たとえば去年だと80点以上獲得したのが146杯のうち22杯。
しかし今年はというと302杯のうち65杯もあるんですな!
これ全て紹介していては大変、ということでかなりかえつまんでいきたいと思います。


まずは、80点〜82点を獲得した全38杯のうち、印象に残ったものを数杯ずつ。

  • 80点 15杯

ラーメン二郎 神田神保町店@神保町「小」(650円)
都内でも屈指の行列店の二郎にやっとこさ行けた、あの行列と評価の高さはだてじゃなかった。あの乳化したスープは本当に好みです。おそらく二郎史上初めて汁完するとしたらこの店の小麺半分かなw
らーめん ぺぺ@三鷹「ワンタンメン」(500円)
とにかく異端。営業時間、内装、外装、値段。らーめんを食べていると、果たして今私は何をしているのかという哲学的な問題に発展しかねないような知る人ぞ知る良店です。
春木屋 荻窪本店@荻窪「中華そば」(800円)
何をいまさらこの店の良さを俺は痛感してるんだと店を出た後に後悔した。貫禄がある。
ajito ism@大井町「カルボナーら」(800円)
移転後のajito初訪で限定のカルボナーラまぜそば。インスパイア元の再現度の高さはもちろんのこと、クレソンの美味しさを教えてくれた一杯です。
餐 くろ㐂@浅草橋「鴨塩そば」(1000円)
年内くろ喜最後の営業は限定80杯のみの営業。どちらかというと紫くろ喜のエクステンド限定なのでそういう意味でもプレミア度は非常に高い。

  • 81点 13杯

麺屋KABOちゃん@駒込「しもふり中華そば」(700円)
どこか不思議な魅力を持つお店です。らーめんが好きで通う者もいれば、店主が好きで通う者もいる、そんな印象。次行く時は是非かき氷を!(まだやってるのかな?)
麺 酒 やまの@練馬まぜそば052」(780円)
自分には珍しく、台湾風まぜそばという辛い系のメニューを試したところ非常に美味しく感動。その感動は間違っておらず、ラ本でも軒並み評価がうなぎ登り。自分の舌を少しは信じていいと思うきっかけとなった一杯です。NEW激戦区の練馬エリアの中でも必食店であることは店のルーツをたどれば自ずと分かる。
創麺業 磯部水産@吉祥寺ももクロ冷やしらーめん」(800円)
これぞ磯部水産!といったブっとび系らーめん。しかしそれをキテレツで終わらすことなくしっかりと“らーめん”に昇華させることができるのも磯部水産。この一杯が磯部さんが作った今のところのラスト作品。また磯部さんのらーめんが食べれることを祈っております。

  • 82点 10杯

煮干し中華そば 三四郎@江古田「煮干し中華そば」(650円)
彗星のごとく現れたド煮干し系らーめんの新店。煮干し度MAXの限定も食べたけれどデフォが一番お勧め。といってもそのデフォもブレを売りにしてるので日々味は変わりますがw
銀座 篝@銀座「鶏白湯SOBA 並」(780円)
個人的には今年OPENの新店の中では7本の指には入る。料亭系らーめん屋としては都内随一ではないでしょうか。
煮干中華ソバ イチカワ@つくば「特濃煮干ソバ」(760円)
正直、期待ハズレでした。しかしそれでいて82点という高得点。煮干しは粘度を出すより濃度を出して欲しいという私の嗜好とはそこまで合致しなかった一杯。他のも食べてみたい。
くじら食堂@東小金井「醤油らー麺」(670円)
旨いということが確約された新店、実際めちゃくちゃ旨かった。2014年のラ本に表彰されまくるであろう期待の店。ポテンシャルがハンパないので今後に注目。


さて、たった3点分の群をここまで詳しく振りかえってしまいましたが。
ここまではあくまで序奏です、ここからが本番。
83点以上を獲得した珠玉の27杯をご紹介致しましょう。

  • 24位T 83点 4杯

ラーメン二郎 新橋店@御成門「ラーメン」(700円)
自家製極太麺で食べる二郎、ヤサイの茹で加減も完璧。直系の中でも私は大好きです。そういえば二郎のあのブログ、終わっちゃったね。
パーミーラーメンセンター@吉祥寺カレーラーメン」(850円)
元タイ料理屋店主の作るエスニックらーめん、初めてカレーラーメンが美味しいと感じました。今は潰れてしまったのが非常に悔やまれる。
餐 くろ㐂@浅草橋「あさりと茄子の冷やしそば」(1000円)
くろ喜の今年の小麦ヌーヴォー限定。野菜類の丁寧な仕込みが印象的。
麺ダイニング ととこ@御茶ノ水「ととこしょう油ラーメン」(700円)
限定のつったいらーめんよりもデフォのらーめんの方が美味しかった!毎回店主のおばさんの温かい接客に癒されます。

  • 21位T 84点 3杯

らぁ麺屋 飯田商店@湯河原「醤油らぁ麺」(700円)
恐るべし、鶏の旨味と田舎の住宅街に突如現れる長い行列。もうひとつのニボっちゃんは85点越え確実、そちらにインフレした点数をお付けしたい。
ラーメン凪 新宿ゴールデン街店@新宿「つけ麺」(800円)
長いことこの店ではラーメンばかりでつけめんは敬遠してたけれど、この日は1週間限定で揉みこみ麺。この麺がスープと抜群に合っていてラーメン党の私がラーメンより美味しく感じてしまった。
ソラノイロ japanese soup noodle free@麹町「ソラの小麦ヌーヴォー2013夏」(800円)
店主の生解説を近くで聞きながら食べるというリッチな時間を過ごせた。小麦ヌーヴォー生麺週ではこれが最も美味しく感じました。余計なものは全てそぎ落とした、マイナスのつけめん。

  • 17位T 85点 4杯

ラーメン大至@御茶ノ水「ラーメン」(650円)
何も突出した特徴のないラーメンがこうも美味しく感じられるとは。ある種の感動を抱かせてもらった一杯。シンプルイズベストを体現化した一杯。
まぜまぜムタヒロ@国分寺「まぜまぜ」(700円)
ムタヒロ業態で一番お気に入りの店。CPはもちろんのこと、細もやしが非常にいい仕事をしている、ムタヒロ業態はムタさんが厨房に立っているかどうかおみくじ感覚で訪問できるのも楽しいw
食堂 七彩@都立家政「小麦ヌーヴォー2013」(970円)
上品で趣のある小麦ヌーボー乾麺週。普段から乾麺使っているだけあって手慣れたもの、他の店とは麺に対するアプローチの仕方がまるで違った。刺身感覚で麺を食べるという、まさに「麺料理」。
つけ麺 五ノ神製作所@新宿「釜揚げ合鴨つけ蕎麦」(800円)
五ノ神の大晦日限定メニュー。今思うとこれが800円というのは破格。

  • 15位T 86点 2杯

ラァメン家 69’N’ ROLL ONE@赤坂「2号らぁめん」(800円)
町田から満を持して6/9に赤坂に移転。麺が改善されたように思えたが、何よりの改善は交通の便が良くなったこと。裏を返せば町田に行く用事がひとつ減ってしまった。
らぁ麺 やまぐち@面影橋「鶏つけそば」(880円)
麺屋棣鄂の麺を使いシャバ系つけめんの良さを全国に知らしめた一杯。濃厚つけ麺ブームに一石を投じ、ブーム終焉を助長するほどのモンスターつけめんだと勝手に思っている。麺が浸かっている出汁でじわじわとスープそのものの味を変えて楽しむというスタイルを構築した功績は大きい(これを開発したのが山口さんであるかどうかは定かではないが)。今年のつけめんオブジイヤーである。必食。

  • 13位T 87点 2杯

麺や 蒼 AOI@つくば「カムイ・シオユ」(780円)
ここへ来て北関東遠征シリーズのお店初登場。醤油味と塩味の融合という「シオユ味」には驚かされました。忘れちゃならない、この店のチャーシューは遠征先で一番美味しかった。台風なのに通常営業してくれた感謝すべきお店です。系列店はどうにかしないとだけどね・・・w
ラーメン凪 煮干王 西新宿1階店@新宿「牛と白口煮干のハーブ香る塩らーめん」(900円)
西口凪に惚れ直したきっかけとなった一杯。牛スープと煮干しスープのWスープにハーブを合わせて米沢牛のローストビーフを乗せてしまうという独創性が私は大好きです。これを機に凪の限定のプライオリティが上がった。

  • 11位T 88点 2杯

麺屋 彩香@保谷「醤油」(700円)
一言、度肝抜かれました。修行元がロックンだと知り、らーめんの見た目のロックンと酷似。味は師匠を飛び越えているんだもの。この店は過小評価にも程がある。池袋線沿線のマスト店でしょう。そりゃ客として来てた普通の地元のおっさんが醤油とつけめんを店内連食するわ。旨いもの。
麺屋 維新@目黒「味玉醤油らぁ麺」(800円)
ロックンと並び、郊外の名店が都内に移転してきました。個人的には維新の移転の方が嬉しかった。現代のらーめんにおいて麺とスープの進化は限度まで来ている可能性がある。何で差をつけるかというと香味油とスパイスであるというのはこのブログで何回も記しているが、この店の香味油、つまり鶏油は他店のそれを遥かに凌駕するクオリティである。醤油ひとつで醤油らーめんの味は劇的に変わる。それと同時に、鶏油ひとつで醤油らーめんの味が劇的に変わることを教えてくれた。柚子塩らぁ麺もひけを取らない旨さ。塩らぁ麺も近々食べに行かなくては。


・・・と、ここまでが11位までの発表でした。
88点でTOP10入れないとか、すごいね。
去年だったら3位だよ!?w
15位あたりからは画像見て味を思い出すだけでにやけてしまう、そんな幸せに満ちた一杯達です。
つけめんオブジイヤーが15位で既に出てしまった。これは意外。
まぁ旨い店に行けば行くほどらーめん食べてしまいますしね。
やまぐちでもらーめん2種も食べた結果、つけめんが飛びぬけて旨かったという結論ですから。
らーめん党でごめんなさい。


では、気になるTOP10の発表です!!!


9位T 89点 2杯
龍のひげ@水戸 「しゃも塩らぁめん」(750円)
北関東遠征ツアーで2番目に満足度高かったお店が堂々のTOP10入りです!
この店は何しろ味だけではなく内装がいい!
私が最も重視する3要素は「味」「内装」「接客」ですからね。
都内の店では真似できない、田舎っぽさのある情緒溢れた内装には100点満点をあげたいです。
メニュー数が多い店は地雷臭しかしないのが通例ですが、この店は全てのメニューが美味しそうに思える、そんな雰囲気があります。
迷って迷って迷った挙句選んだしゃも塩らぁめん。
その日5杯目で死にそうな顔をしながら食べ始めた私は気付いたら汁完していました。
茨城県つくば市のらーめんばかり取り上げられるけれども、水戸のこの店を訪れないとお話にならない、そんな気がします。


東京いまむら@新馬場 「東京ソバ」(650円) 「煮干し10倍」(150円)
あらゆる意味で衝撃的なお店、いまむらの2回目の訪問でようやくありつけた煮干し10倍。
デフォのらーめんに煮干し粉を入れるという、いまむら風に言うと「煮干し、煎じまソバ。」のサービス。
店に関しては詳しく後述します。


4位T 90点 5杯
紫 くろ㐂@浅草橋 「鴨そば」(880円)
去年末から念願だった、くろ喜の金曜限定営業態。
スープばかりに着目されるこの店だが、店主の黒木さん自身は自家製の麺にもこだわりを物凄く持っていた。
そんな中、そのこだわりを知っていた僕はスープにはもちろんのこと麺にも着目したのだ。
するとどうだろう。驚きべき麺なのである。
歯切れ、喉越し、風味、旨味。全てを兼ね備えている。
その日の店主ブログでは「この日打った麺は人生史上最高の麺でした」との記載が。
なんて恵まれた日に訪問したんだ!!!
まさに碎啄一致。
思い出に残る訪問となりました。
思い出すぎてこの鴨そばはfbのアイコンにしています。
まだ変えたくない。


東京いまむら@新馬場 「雲呑ソバ」(850円)
3月に新馬場にあるいまむらという店にお邪魔しました。
取材拒否で有名で、一度は訪れたいと思っていた店でした。
この日狙っていた煮干し10倍は売り切れ、仕方なくワンタンメンを頼んだ次第であります。
しかし、いざスープを飲むと突き抜けるような圧倒的旨味
一瞬で虜になったのでした。
日本酒を取り揃えていて呑み客にも優しいぶっきらぼうな店主、一見さんは入りにくいような敷居の高いルール、店主の気まぐれでどんどん増える限定メニュー。
全てが魅力的に思えてたんですね。
ひょっとすると、蘭鋳や楽々みたいに自分の中で殿堂入りする店になるんではないかという、そんな期待すらあった。
2回目の訪問で煮干し10倍にありつけた時だって、やっぱり旨いじゃないかと感嘆した。
これからも通わねばと思った。
しかし。
ちょっと店主に問題がありすぎた。
もともとラーメンヲタクというジャンルの人間が大嫌いで、ブログも嫌いだしメディアも大嫌い。
それを口に出さなきゃいいのに、店主がブログで暴言吐きまくっている。
それをアウトローとでも思っているかのような稚拙な文章。
そうなると店の魅力も半減でして。
地元の常連さん万歳のような記事を度々書いては、常連さんのためだけのイベント開催したり。
もうなんせ、新馬場最高!よそ者をいらねぇ!という風潮。
限定メニューとかも軽く1000円超えたり、高かったら1500円で提供までに時間かかります、とか。
決して居心地が良いとは言えない店で狭い思いして背中をすぼめながら1500円払って長時間待って、それは旨いのが当たり前じゃないか?と。
次第にこの店に対して疑心が生まれて友人にも勧められなくなりました。
もし友人がこの店行って店主に叱られたりしようもんなら、俺も気分悪いもんね。
決定打は、「いまむらplatina」という店に変えて完全会員制にしようとしていたこと。
去年中に会員制にシフトしようとしていて今なってるかどうか知らないけど、もうこの店は普通の店じゃないな、と。俺が一ラーメン好きとして通う店ではない。地元の人がクセのある店主と仲良くなって日本酒とチャーシューで語らう店だ。
そうしてこの店には見限りをつけた訳です。
味は素晴らしいのに。腕は確かなのに。
どうも店主がラーメン店主という職業には向いてなかったみたいです。
ブログも読んでると胸糞悪くなるから今は読んでない。
いまむらという店は気にも留めていない。
自分の中での評価の凋落が激しかった店でした。
残念です。
すんごい美味しいんだけどな。


ラーメン凪 煮干王 渋谷店@渋谷穴子と彩夏野菜の冷製そば」(900円)
今年の小麦ヌーヴォーのMVPです!
正直そんなに期待してなかったんだけど、出てくる食材全てが目新しいものでいちいち感動してた。
なかでも柚子胡椒ムースね。この感動は今でも忘れない。
写真だといまいち美味しさ伝わらないのがすごくすごくもどかしいんだけど、感動的な一杯でした。
らーめんはもはやB級グルメではなくA級グルメである、なーんていうのは数年前から声を大にして私が言ってることですが。
こういう一杯を食べさせられると違うフレーズを考えなくてはいけないという気持ちになってくるよね。
だってもはやA級グルメの域すら越えてしまっているもの。


そばはうす 不如帰@幡ヶ谷 「鴨脂と蛤の醤油(三年熟成生醤油)」(800円)
もしかしたら年間大賞をとるのではないかという期待のもと食べた、不如帰の夜限定。
結果は90点でした。十分すぎる。
醤油らーめんとしては現時点で考えられうる最高のファクターを集結させた一杯。
やはり不如帰のような店が次世代のスタンダードを作り上げていくんでしょうね。
まだ提供してるかはちょっとわからないけど、絶対食べておくべき醤油らーめんです。


中華そば しば田@仙川 「中華そば」(700円)
11月と12月はこの店のことばかり考えていましたね。
まるで関係者のように、あらゆるブログを徘徊してこのお店の評価という評価を嗅ぎまわっていました。
おかげで、低評価はほとんどなく、どの人も高いレベルで一定以上の評価を下していました。当たり前か。
食べログではTOP5000に入り、RDBでも「最近評価の高い店ランキング」で14位や15位らへんと順調に育っています。
将来怖いですねw
2014年、ますます頑張ってください!
人手不足問題が解決することを祈っております。w


ここでひとつ、面白い点が。
紫くろ喜、不如帰限定、しば田。
鴨を使ったらーめんが見事に90点で並んでいます!
これはなんたる偶然・・・w
烏賊干しはあまり好きではないので、鴨が今後流行ることを願ってやまない!!!


2位T 91点 2杯
餐 くろ㐂@浅草橋 「3年目のかけそば」(1000円)
今まで食べた限定で、この一杯が最も美味しかったでしょう。
もうその褒め言葉で十分でしょ。
おいしすぎて、高尚すぎて、自分の食べ歩き歴ではこの一杯をうまく評する言葉が出てきませんでした。
レポ書くのも難しかった。ただの食材紹介文だったもの。
とてつもなく旨いです。そうとしか言えない。
店主の一杯に対する思いとか、そういうのが本当に伝わってくるんだな、って。
まぁ作る過程をカウンター席から一挙手一投足見れるからね。
詳しくは後述。


手打ち 焔@那須塩原市 「チャーシューメン」(880円)
醤油、塩、味噌、豚骨、鶏白湯、つけめん、坦々麺・・・
数多もの種類のらーめんがある中で、おそらく私はこういうらーめんが最も好きなんだろう。こういうらーめんを年老いても好んで食べ続けるのであろう。
そんならーめんです。
何か特別なことをしている訳ではないけれど、スっと人の心に入ってきて癒してくれる味。誰にでもそういう味があると思います。
私にとっての味はまさに手打ち焔の醤油らーめんではないでしょうか。
遠征で最も印象に残ったらーめん、年間通しても2番目においしかったです。
まぁこれは龍のひげ同様、内装という点で非常に良かったというのもあるけれど、そこは遠征の醍醐味ですからね。
今年も、とは言わない。5年以内に!とも言わない。
ただ、死ぬまでにもう一度この店に来てここのらーめんを食べたいです。


1位 93点 鶏喰〜TRICK〜@吉野町 「味玉鶏醤油らーめん」(850円)
言わずもがな。
5月に受けた衝撃は一年通しても変わりませんでした。
「この一杯を超えるらーめんに私は人生で出会えるのであろうか?いや、出会いたくない。」
そう詩を詠みたくなるくらいの出来栄えでしたね。
私のありとあらゆる語彙を使ってこの一杯に最大の賛辞を送ったつもりです。
だったら100点つけてやれよwって感じだけどw
これ、おれは全く気付かなかったんだけどこのブログで鶏喰の醤油らーめん褒めちぎった3週間後くらいかな?
店主の西垣さんからメールが来てまして。まぁ気づいたの夏休みなんだけど。
恐れ多いほどのお褒めのお言葉頂戴致しましてありがとうございます、またお待ちしております的な。
律儀だなぁ、と。
本当、俺西垣さんみたいな人になりたいよ。てか西垣さんになりたい。
人生の夢を与えてくれる店ということで、大好きな一杯となりました。
1周年記念のれんげ欲しかったぜ!時間の関係で行けなかった!畜生!


はい。
最後に3つ、大賞を授与したいと思います。


年間大賞「この一杯!」部門
鶏喰〜TRICK〜@吉野町 「味玉鶏醤油らーめん」


年間大賞「このお店!」部門
餐 くろ㐂@浅草橋


年間新人大賞
中華そば しば田@仙川


以上3部門、今年から設けてみました〜w
鶏喰は当たり前ですけど。
一杯という単位ではなくお店という単位で考えると、くろ喜は自分の中ではナンバーワンですね。
今年も紫くろ喜と合わせれば4回行く機会があって。全部80点越えですから。
ここまで行く度に満足できる店もなかなかない。
新人大賞は贔屓目なしに決めようと思ったらすんなりしば田に決まってしまって。ひいきしてないですよ?w
来年以降、いろんな場所でしば田が輝くことを期待しております。


ということで、今年も302杯の素晴らしいらーめん・つけめん・油そば達に出会えました!
店主の皆さんには感謝しかありません!
暑い日も寒い日もありがとう!
2014年も各地に赴きます、まだ見ぬ素晴らしいらーめん達よ、よろしくね!
簡単に傾向をまとめると、やっぱり限定らーめんがものすごく増えたね!
2013年は俺が進んで限定を食べようとしていたし、やはり各店限定には力を入れてるのか、実際に美味しいというパターンが多かった。
既存店のレギュラーメニューも結構食べ尽くしてきてるし、やっぱり今後も新店と限定が中心になっていくのかな。
レギュラーメニュー2周目するにはまだ舌が青い。


2014年の目標。
正直、「年間300杯!」という目標が達成されてしまった今、モチベーションがものすごく低いw
新年もう4日経ったけど、まだ1杯しか喰ってないですw
今年はどうなんだろうな。200杯喰えれば嬉しいかなw
あとやはり語彙の増強。どのらーめん喰っても同じようなことしか書いてないから自分で読んでてもつまらん。
自分らしい切り口をひとつでもふたつでも見つけることができれば、と思います。
「旨味」って言葉、なるべく使いたくないんだけど使い勝手よすぎるんじゃ〜w
まぁー、そろそろ「麺活」を生活の中心軸からサイドにシフトさせていかなくてはならないので。
そういう準備段階の一年にできたらな、と思います。
すっごく真面目。


では、今年もピュアボーイがどんどん汚れてくを宜しくお願い致します!
まだ汚れきってないよ!
いつでも美味しいらーめん行きましょう〜、それでは〜('jj')/じぇじぇ〜



(Y´∀`)< TRYナイト楽しみ