三鷹食堂 いなり@三鷹

9/25分です


楽々の伊東さんの新店です!
伊東さんの、というか、伊東さんと家長さんの!と言った方が正しいでしょうか。
元楽々スタッフの二人で三鷹の地で新しい一歩を踏み出します。
そんなお店のオープン日が9/26に決まったということで、前夜にプレオープンという形で試食会を行うとのこと。
クローズドなレセプションですね。
18時から20時という短い時間帯で行われていましたが、なんとか都合つけて開店祝を持参して駆けつけました。


19:20到着、先客5名
皆さんスタッフと顔馴染みの方で、お酒飲んだりしてゆっくりしていました。
ソロ客は私一人のみでしたがw
とにかく新店ということで内装や作りや厨房が気になってしょうがなくてキョロキョロ見渡してしまいましたw
壁の塗装はまだ完了しておらず、寄りかかるとペンキかなんかが付着してしまうから壁は触らないでね!といった状態
そんな状態でそーっとカウンター席に座ります
さて、この店は事前から聞いていたように鶏中心の中華そばと豚骨らーめんが2大メニュー
そしてつけめんもあるようです
(Y´∀`)< 最初は何喰ったらいいですか?
「やっぱり中華そばじゃないかな」
ということで、「中華そば(650円→0円)」を注文
試食会なのでお金をとるのは酒類のみということ。
申し訳ないので特製とかにはせず、デフォで頼みました。
というかメニューがまだできていないので何があるのかわからないww


丼の色いいですね!

さて、スープをば。
んー!「純粋においしいスープ」ですね!
今までいろんな振り幅のらーめんを作ってきた伊東さんですが、原点回帰してきたなー!という感じ。
それと同時に、このらーめんをスタート地点として今後いろんな味への変貌を遂げるのではないかという期待感も抱かせる、そんなまっさらなスープ。
鶏と聞いていたので清湯系かと思いきや、半濁の動物系スープで鶏以上に豚骨の旨味を感じます。
それら動物系の旨味がスーっと自然に舌に染みいる感覚。たまりません。
想像していたものとは明らかに違うものでしたが、これは誰が食べても美味しいと思えるようなものでしょう。
そして麺ね!
麺は自家製じゃなくて三河製麺のものなので、開店したばかりの店主の前でスープやトッピングを差し置いて誉めることはしたくなかったのですが、それでも「麺旨いっすね」と開口一番に言ってしまった
こういう系統のスープにしては太めでやや平打ち気味のストレート麺なんだけど、俗に言う「真空麺」のようにプリップリ!
この食感がたまらないね!これはおいしい!
これならお腹すいてる時は大盛り一択ですな
トッピングですが、肩ロースのチャーは安定の旨さでした
こういうらーめんなら流行にドカンと乗ってしまって低温調理のレアチャーでも合ってると思うけどね。こういうチャーシューでもノスタルジックさは上乗せされるのでそれはそれで。
ネギがちょっと辛かったかな。
もうちょい予め熱を通して処理しても良いのでは?
まぁそれはネギそのもののブレかなw
メンマは太めのシナチクみたいなやつ。
あっさりと汁完。


77点
なんかねー、伊東さんが作りたいらーめん作ってくれれば私はそれで満足だよ。
客一人がつべこべ言う資格ないよね。いや、上で言ってるけどさ。
らーめんは清湯から始まって、そして濃厚系ブームが来ました。
今、一周まわって清湯が再び評価されるようになっています。
その360度のサイクルを、もう半周まわしたかのようならーめん。
言ってる意味、わかるかな?
あえて清湯を作らず、無化調でもないこういうらーめんを作る。
10年やそこいら前の時代の中心であり、再び5年後くらいに再評価されるかもしれないであろうスタイル。
そんなことを私は思いました。
この新店から伊東さんの手腕が世間的にしっかりと評価されることを願ってやみません。
夜も22:30までやってるので重宝しますね!
今楽しみなのは、著名な評論家やブロガーなどがこの店に来てどういう評価をくだすかということ。
とてもとても、とっても気になります!
ただの客なのに!