IKEMEN HOLLYWOOD@新横浜

5/27分です


かもめ食堂で潮らーめん喰った後、再び地上階へ!
いろーんならーめんグッズ見て欲しくなっちゃったり、らーめんの歴史なんかを見学して勉強しました
テボと寸胴が一番欲しいんですけどw
でも寸胴売ってなかった。専門店行けってことですな。
なぜかミニ四駆サーキットがあって吹いた


さて、ラー博には昭和初期のレトロな雰囲気には全く合ってない店が4/24にOPENしました
それが、アメリカの店が「逆輸入」という形で出店したIKEMEN HOLLYWOODです!
日本のみならず、世界全国にラーメン屋がたくさんオープンしてるんですが、そのほとんどが豚骨らーめん。
その壁を打ち破って、主力つけめんでいろんな味を提唱しているらーめん屋がハリウッドにあります
客の98%は現地人というデータ!
ただのイロモノかと思って調べてみると、ちゃんと立ちあげには中村屋の中村栄利とか、日本の鰹節の問屋の息子とかが関係しているんですねw
それに使っている食材もほとんどが日本産です
枕崎産の鰹節とか、日本でも立派な高級食材ですからね。
そういった店が日本に出店となると、否応でも気になるわけです。
よって訪問w


さーてメニューはほとんどが洋画のタイトルを文字ったもの。
その中でもデフォ扱いの「ジョニーディップ(850円)」の食券を買いました。
「つける」は英語で「dip」。
つまりJohnny dip(s). という訳です。
あとはゴーストバスターディップとか。たこ焼きが「ドラゴンボール」なのは笑いましたw
これで6つしか入ってないとかだったら願い事叶わないからな。意地でも7つ乗せろよ。
ニートラーメンという、そのまんま丼に鰹節が乗ってるらーめんも気になったけどやっぱりここはつけめんでw
店内も普通にお洒落で綺麗、ラー博の雰囲気をブチ壊していますw
かかってる音楽はそれこそゴーストバスターズとかスパイダーマンとか。昭和初期?なのか?w
15:15到着、先客4名ほど
それこそ先客に外国人の方がいました!
そして厨房の中の店主と思わしき方と英語で会話していた
異色の雰囲気だ・・・
アイバンラーメンでもBia Biaでも日本語しか聞かなかったぞ!w
壁には食材にこだわっているということが英語で書かれています
う〜ん。なんとか解読できるレベルだけどよくわからん!
とにかく「つけめんってのはIKI(粋)なフードなんだ」と書かれていました
厨房に目を向けると三河製麺の麺箱が。
これはこの店だけなのかな?
ハリウッド現地の店にも三河屋が空輸してるのかな?w
麺のクオリティが保証されたようでちょっと安心


こういう形で提供されるのも日本の固定概念では有り得ないだろうね

大きな瓦型の皿の上に丼も乗せるという、まさに洋式
数本の麺が丼の下敷になっていましたw
普通麺にかぶせないように丼置くだろ!
いろんなところから国民性の違いを感じて楽しいですw
味でもいろんな違いを見つけられるでしょうか!
まず麺です。中太ストレート
海外のつけめんでも外麦使ってバカみたいな極太麺作ろうと思えば作れるんだろうけど、まだそこまで流行が進展してないのかな?
現地人にとってつけめんの麺の太さはこれがスタンダードなんでしょう。
正直、麺はごくごく普通のレベル。味もしませんし食感は可もなく不可もなく。
ではスープにつけてみますかね!
これはジェノベーゼソースやバジルを味の中心とした、洋風スープ
そこに数種類の野菜が具として入っていて、いわゆる日本でいう「つけめん用のスープ」というよりは、「洋風スープ」そのものです。
そのまま飲んでも味濃くないし、この丼ひとつでスープ料理として出せるくらいです。
少しスパイスも効かせてあっておいしいですね。ちょっとぬるいのは気になりますがw
肝心の麺との絡みなんだけど、これがいまいち・・・
きっと濃厚ドロドロスープに麺をつけて食べるというところまでつけめんカルチャーが進化していないんでしょうね。
こういったところで日本よりつけめん食文化が10年ほど遅れてる気もしますが、スープの味自体は日本より先進している可能性すらありますw
だってこのスープおいしいものね。豚骨ベースを洋風にアレンジしてて野菜を浮かせる。
粒々のニンニクが入っていたのは誤算だったけどw
具は正直しょっぱいなーw
しょっぱいって、味覚がじゃなくてスケールが、ね。
現地の写真ではベビーリーフなのに、あんまり洋風スープと合わないであろう水菜が乗っています。
ビーリーフの方が良いんでない?
それに、このチャーシューには喝だ!
宣材写真ではでっかいチャーシューなのに、なんだこの薄切りのしょぼいチャーシューは!
それに、ただでさえ薄切りなのに炙ってあってちょっと焦げ気味だから肉汁が抜け落ちちゃってひとつもおいしくない
直前に炙ってあるんなら良いだろうけど、おそらくだいぶ前に炙ったものだろうなぁこれ。
香ばしさもなければ熱くもないし。ただのカッピカピの肉だったよ。
おいしくなかったー。
麺の量も公式では240gとのこと。さほど多くないね。
スープはいいんだけど、それ以外に誉めるところがあまり見当たらない。
かすかな希望を胸にスープ割を頼んでみた。
(Y´∀`)< スープ割ってありますか・・・?
「少々お待ちください!」
あ、あるんだw
ポッドを店員さんがわざわざ客席まで持ってきて、注いでくれました
ちょっと薄くなったスープ。
割らないでそのまま飲めばよかったかなw
粒々のニンニク入ってるしオリーブオイル強いし、ピザ喰ってるみたいなスープでしたw


いろんな期待をこめて60点だなー!
まだまだ伸びるでしょ!
日本じゃいまや当たり前になってることだって、10年前は疎かだったよ!
ハリウッドも、少しずつ「当たり前」の良いことを増やしていこうよ!
スープの味はいいんだもの。
マッシュルーム味のスープとかも気になったよ?
さーて最後に接客はどうかな?と思ってカマかけてみた
退店するとき、厨房に向かって大きい声で
(Y´∀`)< ごちそう様!おいしかったです!
するとどうだろう。
バイトの方はそれなりに返してくれるけど、店主らしきハーフらしきスタッフはこちらみ見向きもしなかったし背中向けたままで無言だった
日本じゃ接客の良さも当たり前だよ!そこもしっかりしてこ!ホスピタリティー!!!