らぁ麺屋 飯田商店@湯河原

5/4(土)分です


ずっとずっと念願だった湘南連食ツアー!!!
ついに決行です!!!
もとはといえば、本鵠沼にある麺やBar渦に行きたくて行きたくてしょうがなくてもう4年くらい過ぎてしまったという段階
そして3年半前に麺や八雲@平塚で郊外まで来たなぁという雰囲気の店で美味しいらーめんを食べてからずっと湘南地区は食べ歩きたかったのだ
しかし、「まだまだ都内に食べてない名店いっぱいあるからとりあえず都内から制覇していく」というスタンスを保ってきて数年
ようやくできたばかりの新店に頻繁に行くほど既存店には余裕ができたのです
そ・こ・で
自分の麺活に新しい風を吹かせるために湘南で連食です
連れが車を出してくれたので車で相模湾沿いを一気に走行
・・・まぁしっかりとしたフリークの方からしたら湘南なんてのは関東地方だし東京の隣の県だし遠征になんて入らないんだろうけど、私にとっては湘南なんてのはプチ遠征です
こういうところから遠征感を味わっていって、ついに今夏には北海道に遠征にいく予定であります!


さて、行程には昼に飯田商店、夜に麺やBar渦というメインイベントをそれぞれ組み込み、近隣の店をつけたしていこうという行程
いきなりメインイベントです!
2010年3月にOPENして以来、先日3周年イベントも行って大盛況だった湯河原の名店・飯田商店
名前ばかり聞く機会が多くなり、「俺はいつ行けるんだろうか」と夢見てたので訪問が現実となって夢見心地ですw
11時オープンなので最低でも30分前シャッターはしたい!
しかしちょっとだけ遅れました
周りには一軒家しかなくて本当になんというか・・・田舎に来たって感じですねw
こういうところのらーめん屋にはあまり来たことがないので本当に本当に興奮します
テンションあがるー!!!
10:25到着、外待ち9人
ちょうど2ロット目の先頭ですねw
列の柱は中年男性、気合い入ってる感じです
その後にカップルやら家族やら。
接続する人もバイクで来たラヲタ4人組や観光客やら。
湯河原観光ガイド、みたいなパンフレット持ってたからもしかしたら地元の名店、みたいな感じでこの店が載ってるのかもね
11時の開店時には列は32人にも伸びてました
GWの土曜日で32人かー。もっと長いと想像してましたw
そして暖簾が出されたんだけど、その暖簾見て感動
出店時に立ち会った人達なのかな?22人のHNが暖簾に入っています
その中には石山勇人さんの名前もあり、あとは有名ブロガーが中心かな?
誰もが知ってる、いけ麺さんや神奈川県中心に食べ歩いてる方達。
とうとう店の中に入ります。
地方のお店という感じで、内装は実にシンプル。
進化@町田のタオルが飾られていて、あとは独特のセンスを感じさせる「つけめんの食べ方」とか。
この「つけめんの食べ方タオル」欲しかったんだけどなぁw
店内には店内待ち用の椅子が3つほどあるのでそこで座って待ちます
9人分の1ループ目をじっくりと堪能
堪能といってもただ見てるだけですがーw
厨房の中には飯田店主、そしてホール、、というか助手的な役割で女性のスタッフさんです
この女性、店のついったー曰く「スーパー女子高生」らしいです
いろんなブログでこの女性の美貌にも触れられてるんですが、まぁ・・・温泉街の似合清楚系美女って感じですかね
正直、今自分が飯田商店にいるってことにそわそわしちゃってスタッフの顔とか見てる余裕なんてなかった
落ち着かせるために食券を買う
問題は何を喰うかってことなんですけどね
デフォは鶏中心の中華そば
そしてそれと対を成す「にぼっちゃん」という煮干し醤油らーめん
さらに、出汁につかった細麺で柑橘系(みかん)を搾って食べるつけめん
まぁらーめん党の私なので候補はらーめんの2杯なんですが。
本当に直前まで迷って迷って、本当は店内連食するつもりで来たんだけどやっぱり列も絶えないしあまり長くいると店に迷惑かな?ってことで店内連食は諦めた
煮干し大好きニボシストとしてはやっぱりにぼっちゃん気になるけど、でもーーーやっぱりデフォだな!
ってことで、「醤油らぁ麺(700円)」「味玉(比内地鶏)」(100円)の食券ババン!
スーパーJKに渡します
そわそわそわそわ・・・
あれ、まだ俺ら椅子座ってないのに厨房で麺あげしてるよ!?
あれ、俺らの麺じゃないよね・・・?
と思ったら、柱になってた中年男性の店内連食のらーめんでした
やっぱり気合い入ってた!w
連食うらやま
カウンター席に座って、らぁ麺の到着を待ちます
テーブルにはらーめんの能書きが書いてあるボードがありましたが、まぁどの店にも書いてあるようなことでその説明には特別なことはなかった
だけど味は特別なんだろうなぁ!!!
いざ、湘南プチ遠征の1食目、昼のメインイベントに御対麺です。


ねぇ、超綺麗なんだけど。

ちょっとやばい、もう1週間前のことなのにハッキリ味覚えてるんだけどwww
それくらい美味しかったってことです。
緊張しながら、まずはれんげも持たずに丼の香りを楽しむ。
ふわ〜っと鶏の香り。いいね!
いざスープ。
このスープが、本当に口に入れた瞬間に舌に鶏の旨味が溶けだす。。
グルタミン酸イノシン酸グアニル酸バンザイ
ガラと鶏油の味が強いんですね!
スープを舌で転がすと醤油の香りと味が立つんだけど、そのカエシの旨さをコーティングしてるかのような。
とにかっく鶏の旨味が強い!
ここまで嫌らしさを全く感じさせずに旨味だけをうまく味わうことの出来るスープはあまりないよなぁ・・・
しいて言うなら、やまぐち@面影橋の鶏そばが印象としては近かった。本当に鶏が主役の清湯らーめんという意味合いでは。
なんでこんなにおいしいんだろうなぁ。湯河原まで来る価値はスープの一口だけであります。
麺はちょっと平打ち気味の中細麺。
チュルチュルっとね。
麺もおいしかったけどスープの迫力ありすぎてあんま覚えてないやw
材木メンマ安定
肩ロースもおいしかったなぁ。
低温調理なんだけど、今大流行してるただ柔らかくてローストビーフのような低温調理じゃなく、もうちょっと熱を入れてジューシーさを最大限生かしてるかのような。「低温調理」って聞くとありふれているものを想像していたけど、全然違った。おいしかったよ。
味玉も半熟でおいしかったけど、比内地鶏を使ってるからおいしい!というような違いこそわからなかったというのが本音です。
一滴も残さず完飲。


84点
いや、くっそうまかった。
やっぱりらーめんはスープが主役なんだな、と改めて強く思わせるような一杯でした。
こんなモンスターみたいなスープが湯河原にある。。。
なんで湯河原なんだ!もっと近いところでもいいじゃないか!と思うんだけどね。
このプレミア感もまた一興ということで。
84点という点数は正直低いと思います。
でもこの店には軽く85点以上の5つ星をあげたい、そんなことを思わせてくれる店でした。
ではなぜ84点とケチった点数を与えたのか。
それは、是非とも「ニボっちゃん」に85点以上を与えたいと思ったからであります。
連れのニボっちゃんを一口二口飲ませてもらったけど、これには身体が震えたよ・・・
88点、いや、90点いくんじゃないかってレベル。
ただの煮干し中心かと思ったら全然違うのね。
魚介、魚貝、様々な海の幸の凝縮された味が一瞬で楽しめたから私は感動してしまったよ。
煮干しの味もする、それに鰹の味だってした。帆立の味もしたような気がした。
本当は使ってないのかもしれないけど、でもたった一口、たった一口飲んだだけでこんなにも贅沢な味がした。
そんな幸せなスープあるかい?
本当にこの「ニボっちゃん」は生涯ナンバーワンになる可能性を秘めたスープだと思うので、5つ星はこの一杯のために温存しておきます。
また飯田商店行かなくてはならない。
本当においしかった〜。


退店時は外待ち25人でした。
近くにあるガキ大将ラーメンも飯田店主の店ということで、店の前まで行ってみた。
正直言うと、この店はラーメンファミレスって感じで美味しそうな雰囲気全くないんだけどなぁw
ガキ大将なのに店の看板キャラクターが外国のおっさんだしw
そこらへんの道歩いてると小さい女の子が遊んでて目が合ったら向こうから頭さげて挨拶してくれまして、
こっちが「こんにちは」と挨拶したら「こんばんわ」と返されました
そんなほのぼのとした町にある素敵ならーめん屋でした。