ささりんどう@経堂

4/5分です


経堂の連食コースを解禁〜
まず1軒目はこちら、去年の7月にOPENしたお店です
個性的ならーめんが好評を得ていますね
要チェックや


12:05到着、先客4名
縦に長い店でL字型カウンター
店主と思わしき男性が細長い厨房でせっせと動いています
ポップで明るい店内ですね!
忙しそうな店主さんに「注文ちょっと待っててくださいね〜^^;」と言われるので座って水飲みながらあたりを見渡す
有名どころのサイン、そして前日書かれたばかりのサインが!
チュートリアルの徳井でした。なんかの取材かな?
なーんてサイン見てると、店主がやってきました
「昨日チュートリアルのイケメンの方が来てくださったんです。」
(Y´∀`)< 取材ですか?いつ放送ですか?
「いや、取材とかじゃなく完全なプライベートで。ホニャララに住んでるらしく、たまたま経堂までいらしたそうです」
へぇー!プライベートで徳井がこの店来てサイン書いてるとか好感度UPしすぎだわ!
それに徳井の住んでるところサラっと教えてくれたけど。
まぁそれは別になんとも思わないけどw
ってことで、その流れで「鶏ポタらあめん(750円)」を注文しました
麺は低下水麺とレンコン麺から選べるとのことで、前者にしました
「下水」と表記されてあったけど、「加水」とはまた違うのかなぁ。
よくわからない。
ロット数は2つで、ひとつひとつ丁寧に作っているため回転はとてつもなく悪い。
麺を茹でてる間にミキサーで野菜ペーストを作り、スープの下地を作り、麺あげして麺入れてトッピングしてトマト油入れて、と。
そう、この店は最後にスープに浮かせる赤いトマト油が非常に特徴的なのだ!
石神の言葉を借りれば、これからのらーめんはスパイスと油で進化させるべきなのでこの「トマト油」が非常に未知
それを食べにきたようなもんです、この店には。


あれ、あれあれー?

これは看板に偽りありですなぁ、店の写真だとトマト油が綺麗に半円を描いてるんですけど・・・
ちょっと量が少ないですかねぇ、でもまぁ店主さんの人柄がいいことをもう知ってしまってるんで怨めないw
まぁこんなもんだろ!
スープは、鶏ポタらあめんという割には鶏っぽさはそこまで感じられない
ベースはクリーミーな塩らーめんとでも言おうか。
野菜ペーストが丼の内側に付着するくらいに多く、実際に舌触りでも感じられるほど!
あとこれは誉め言葉に聞こえないからあまり言いたくないんだけど、この色でコーン入ってて胡麻入ってるとカップスターあたりのインスタント塩らーめんに味が酷似してくるんだよねw
コーン、胡麻というチープなトッピングは要改善かもしれぬw
しかしその庶民派な感じで終わらせないのがトマト油の存在である
少量なので大事にアクセントとして食べていくと、なんだろうな・・・
全然トマトの味しないんです。
「これなんの油?」って聞いて「トマトですよ」と言われても全くピーンと来ない味
だけどその油には旨味が凝縮されていて確実に味が変わる
これ面白い!
もっとたっぷり乗せてくれたらちゃんと違いが分かったんだろうけど、いかんせんこの少量
知らないうちにスープの中に散らばってどっかいっちゃったよw
麺は良かったね、中細麺でモチーっとしてた。スープの味がそこまで強くないからしっかりと小麦の味もしたし。
チャーシューが素晴らしかったね、モモとムネの2種類あって。
ムネ肉は柔らかくて「あぁおいしいな」という感想で終わったけど、モモは軽く炙ってある香ばしさで「やっぱ鶏を使ったスープを出す店は鶏肉の扱いも巧いなぁ!」と感嘆するレベルのおいしさ
素晴らしいの一言です。
卓上のカレー粉でエスニック風味に味変してくださいと勧められるので試してみると、まぁ確かにカレー味になるわな
カレーパウダーもそうだし、ラー油とかいろんなもので味の変化がつけられそうな、そんな万能なスープなんだなぁと感じた。
しっかり汁完して御馳走様。


72点
らーめん進化における油の可能性をいうものをちょっと垣間見た、、かな?
この油の存在にスポットライトを当てるためにはもっともっと改善の余地はありそうだけど。
この店に関しては、和む雰囲気をお持ちの店主さんが丁寧にらーめん作ってくれるから終始いい気分でいられるってのがデカいかなー
香味油マスターになって、将来的にはトマト餡油以外に3種類くらい油選べるようになってたら面白いですねw