WBC総評

WBCもドミニカ優勝という結果で幕を下ろし、ベストナインも発表されたのでね。
一次ラウンド終わってこのブログでやったみたいに全選手の採点でもしようかな。
採点方法はサッカーに倣うよ。


背番号順に。


1 鳥谷 6.0
好投手相手には四球すら選べず、内野ゴロを量産してノーパワーを露呈した。
しかし台湾戦での盗塁は後世に語り継がれるビッグプレー。
気持ち悪い前髪はどうにかならんかったのか。


2 相川 6.0
存在感を放ったのは壮行試合での3ランの時のみ。
きっとブルペンキャッチャーなんかで裏から支えてくれてただろう。
今後も代表入りを目指して欲しい。


3 井端 8.0
打者では成績面でも孤軍奮闘。そして阿部以上にチームを支え、首脳陣に不満を持つ若手をよくまとめた。
井端がキャプテンシーを発揮し、打者としてDHでベストナインに選ばれるなどと大会前に誰が予想したであろうか。
4年後のWBCにも出れるのか注目。その右打ちは世界に誇る技術だ。


5 松田 5.5
シーズンでは彼の良さである「初球からバンバン振る」が短期決戦では欠点に。
初球の外角スライダー、追い込まれてからの外角スライダーにバットがブンブン回る姿は確かに9番がお似合いだったと言われてもおかしくない。


6 坂本 5.5
ハナから坂本が打線の中軸に座るようではJAPAN打線も高が知れている。
外角の球を当てにいくのが目立ち、バッターボックスの中でどっしり構えられていなかった印象。
カズオ井端鳥谷からショートとしての刺激を受けて次回大会こそ中心打者に。


7 松井 5.5
元々、メジャー経験がなかったら代表入りしていないレベルの選手。
アメリカでの初戦に敗れてしまえば彼の特徴を生かせないのも納得。
三振でなく打球を前に飛ばせたことで「最後の打者」感は半減以下になったことが本人にとっての救い。


9 糸井 6.5
唯一全試合でスタメン、日本での試合は全試合ヒットと爆発力こそないけど安定感はあった。
プエルトリコ戦の最終回のさらっと自打球の演技をして出塁、彼の天然ぷりは世界でも通用する。
代表のユニフォームを脱ぐとそこにはオリックスという辛い現実が。現実逃避もここまでだ。


10 阿部 5.0
過去のキャプテンと比べると見劣りしてしまうのは仕方ないが、いい場面で結果を全く出せなかったのも事実。
国際大会で4番・捕手・主将の重責を任せた首脳陣にも問題あるし、他に適役がいない現状にも問題あり。
それを度外視しても、全力疾走とは見えない走塁や東京ドームでの内弁慶っぷりは目立ってしまった。


11 涌井 5.0
前回大会同様、涌井のピッチングでは世界には通用しない。
案の定アメリカでは右打者へのワンポイントとして投入され、粘られたところを痛打された。
フライデーもされ、次回大会はネームバリューだけで代表入りできるほど甘くはない。


13 中田 5.0
野手最年少という難しさこそあるものの、1年取り組んできたフォームを代表合宿で崩された。
発言や言動にも若さが随所に見られ、本人としても不完全燃焼で終わったはず。
次回大会、日本の4番としてどっしり中軸に座ることはできるのか。


14 能見 6.0
準決勝で致命的な一発こそ喰らったものの貴重な左先発要員になってくれた。
変化球が高めに浮くとスタンドまで持っていかれるということを身を持って知ったはず。
落ちる球の制球により一層磨きをかけ、今後も日本投手陣の屋台骨に。


15 澤村 5.5
投げている球自体は悪いものではなかったが、澤村本人よりもマウンド上にいる時の解説の桑田の発言の方が目立ってしまった。
アメリカの本場のジムも楽しんだようで、相変わらずマイペース。


16 今村 5.0
最年少侍には今大会は戦力としてでなく、成長の場となってしまった。
明らかに実力不足の中新たに経験を積んだ部分も多いだろう。
速球に磨きをかけ、将来の日本のセットアッパー候補に。


17 田中 6.0
成績や防御率だけ見ると情けないが、大切な試合では攻撃のリズムを作る好投も見せてくれた。
確変に入った時は手をつけられないピッチングをしていたことは評価できる。
しかし大会前から彼に期待していたものはとても大きく、その期待には応えられていないはず。
次回大会はメジャーリーガとして、何よりも「参加」という選択をして頂きたい。


18 杉内 6.0
過去2大会被安打ゼロの安定感はどこへやら。密告も受け、背中の18番が泣いている。
制球に苦しみ変化量でしか勝負できてない印象。
ブルペンでボールをキャッチしそびれる映像で日本に笑いを届けたことを評価して6.0の原点。


20 前田 7.0
あれだけ調整不足を指摘されていたエースも結局は大活躍。
ボールを微妙に動かせる投球術は世界にも通用する。
マダックスならぬマエダックスになるためには変化球の制球力がまだまだ課題。


21 森福 5.5
絶対的な左バッターキラーとして期待されたが蓋を開けると四球連発。
楽しそうに練習をするキャラだけが先行してしまい、マウンド上で彼を見ることは少なかった。
左キラーとしての活躍を続け、4年後も代表入りを目指す。


24 内川 7.0
間違いなく日本の打線を支えた。期待通りの活躍でさすがと言わざるを得ない。
結果的に走塁ミスが目立ってしまっているが、逆方向への欲張らないバッティングはベテランと呼ぶに相応しい。
次回大会はDH、そして外野の一角のスタメンを虎視眈々と狙う。


26 内海 6.0
2年連続最多勝を引っ提げて有無を言わさずの代表入りだったが世界の壁は高かった。
総統気合いを入れて大会を迎えたが情けない結果に終わり、本人も意気消沈だろう。
4年前の「ニセ侍」の汚名を返上することはできず、今年も原の発言に神経を尖らせる日々。


27 炭谷 5.0
マスクをかぶっている時の防御率は悪いし、バッティングもまだまだおよびでない。
順当に行けば次回大会正捕手の有力候補だがまだまだ実力不足。
目の前のシーズンに集中し、日本を代表する捕手へと成長を期待する。


28 大隣 5.5
よもやのキューバ戦やオランダ戦での先発。
まだまだ国際試合で長いイニングを任せられるだけの信頼感はない。
これが最後の代表入りにならぬよう今後も日本の左腕エース候補として精進してもらいたい。


34 長野 4.5
期待と結果のギャップが最も大きかった選手。
最初から最後まで打席の中で一度も自分のバッティングが出来なかった。
その絶望的な打撃ではいくら守備力と肩力と走力があっても起用している余裕はない。


35 牧田 6.5
いわば日本の秘密兵器も実力を存分に見せる前に帰国。
台湾戦でのダイビングキャッチなどハートが熱いことも証明した。
次回は是非ストッパーでなく先発として長いイニングを投げてもらいたい。


41 稲葉 5.0
前大会の主力も今回は最後まで惨めな姿を見せ続けた。
チャンスで三球三振では目も当てられない。
一人の名選手が引退に近づいていることを実感してしまう大会経験となってしまった。


46 本多 6.0
代表入りが疑問視され、結果的に出場機会はほとんどなかった。
大事な場面で代走として起用されることもなく、これでは代表入りしたことにまるで意味がない。
日本の正二塁手の不足が浮き彫りになった今、4年後のスタメンを狙える存在でもある。


47 山口 6.0
良い投球と悪い投球が交互に続くようではまだ大切な場面を任せられない。
良い球は持っているはずなので、後は大舞台で緊張せずに投げられるメンタル強化を。
これだけの剛球を投げられる左ピッチャーは日本にはそういない、次回雪辱を。


50 摂津 6.0
先発・リリーフの両経験があるということで第二先発を任されたがいまいちパっとせず。
ボールが合わないのか、得意なシンカーの代わりにカーブを多投していたイメージ。
左打者への内角ストレートを武器に今後も世界に立ち向かっていってもらいたい。


61 角中 5.5
確変打者には国際大会は少々重荷になったか。
数年継続して結果さえ残せば自信にも繋がるだろう。
物怖じせず、しっかりとした自信をつけてシャープなスイングを続けてもらいたい。

まぁ3連覇なんてのは難しいよw
3回も大会やってるんだからドミニカとかベネズエラとかの試合やってみたいよおおお
今度から一次ラウンドからアメリカでやってちゃんとシャッフルしようよおおお
PoolAは日本韓国ドミニカアメリカです!とかやってみたいよおおおおおおおおうおおおおお