自家製麺ほうきぼし 神田店@神田

大至で喰って感動しながら、ちょっくら神田まで散歩でもするかーなんつって。
というのも、ほうきぼし@赤羽が今日神田に2号店をOPENさせて汁無し坦々麺が通常880円のところ200食限定で500円というサービスをやってたんですね
ほうきぼしは坦々麺とか汁無し坦々麺とか、辛い系のメニューが中心だから自分とは縁のない店だと思ってたけど、OPENの日に隣の駅でらーめん喰って感動したとなると、そのまま勢いでどんぐらい行列ができてるのか興味本位で覗きに行きたくなりました
きっと今日OPENだかららーめん界の著名人とか並んでるんだろうなぁ〜楽しみだなぁ〜
それに、2011年のつけ博以来に毛利友紀乃さんの顔もあわよくば拝んでやろうなんて考えてました
ずんずんずんずん・・・
店の近くに来ても列がありません
あ、あれ!?ここ!?
まさか外待ちゼロ
ひゃーまじかーもっと混んでると思ったー今日土曜日なのにーとか言ってたら店のすぐ外に立ってる女性の店員さんに俺が店に入るもんだと思われてしまって、
「いらっしゃいませ、本日汁無し坦々麺のみですが宜しいですか?ニコニコ」
(Y´∀`)< はい、大丈夫でーす
何言ってんの俺wwwあなた辛いの大の苦手でしょwww
女性店員さんの素朴な笑顔にやられてしまいました
ってな訳で急遽店に入ることに
まったく・・・可愛い女性の笑顔に弱いんだから。。
13:35到着、先客6名・・・くらい?
あまりにも突然の出来事だったから先客数えるの忘れたよw
「辛さがマイルド・ノーマル・辛口・激辛からお選び頂けます♪」
(Y´∀`)< マイルドでお願いします
「畏まりました♪」
(Y´∀`)< もっと混んでると思いました・・・w(もっと混んでれば辛い思いしなくて済んだのに・・・w)
「さっきまで混んでたんですけどね♪ 先にお代金頂戴して宜しいですか?♪」
(Y´∀`)< はーい、ちょうどですね
「ありがとうございます♪ こちらの整理券持って中へお入りください♪」
毛利さんと同い年くらいの女性・・・友達かなんかか?w
ってことで、「汁無し坦々麺(500円)」を食べることになりましたw
渡された整理券が70番。そっかー、晴れてこの店の70番目の客になった訳だ。


狭い店に入ると、奥のテーブル席をカメラクルーが占拠していて定点カメラを床に設置しています
ほー、取材も入ってるのかー大変だなー
厨房は4人体制。基本的に麺あげとトッピングを毛利店主が担当しています
汁なしのみで辛さ4段階だけなのに、やっぱり初日とあってオペレーションミスがいくつかありました
赤羽の常連さんも来てるみたいで、毛利さんは「まだ慣れないです」みたいなこと言ってたしね。
よく見ると毛利さんの首元にはピンマイクがついてますw
ガスコンロの上のフライパンには何やら辛そうな肉味噌が炒られてます
ふぇ〜、俺はこの後どんだけの苦行を強いられることになるのだろうか・・・
覚悟して水をゴクリと飲み、黙って待ちます
ちなみに、蒙古タンメン中本の辛いマーボー豆腐が乗ってない、全然辛くないと言われてる「味噌タンメン」ですら完食するのがやっとでヒィヒィ言いながら店を後にするくらい辛いのが苦手です
一風堂のもやしがちょうどいい辛さです
キムチと明太子はなぜか好きです。辛すぎると喰えませんが。
らーめんで嫌いなトッピングは糸唐辛子です
鷹の爪が入ってる料理はなくなればいいと思ってます
タバスコとか口に入れたことありません
わさびは大好きです


ハンカチをぎゅっと握りしめて緊張の一瞬

ふぅ・・・赤色がまだ見えてない・・・
これだけ見るとジャージャー麺みたいでおいしそうなんですけどね。
隣の客が喰ってる麺は真っ赤な訳ですわ。おそろしやおそろしや・・・
とりあえず、麺の裏側をこっそり見てみる
うわー・・・。
豆板醤だかなんだかよく知らないけど、真っ赤なタレが底にたっぷりたまってるよー。。。
最初に何の味もついてない麺を喰ってみる
・・・みようとするけど、麺をあげると微量ながらも赤いソイツがくっついてきます
マイルドだしそんなに辛くないだろ!
と思ったら、口に入れた瞬間にゲホゲホっとなって戻してしまった
なんだこれ・・・山椒?
ただのバカ辛い感じではなく、麺を口に入れた状態で空気吸ってしまったら鼻から喉から全てが過敏に反応してオエっとなってしまった
こいつ、強敵すぎる・・・
これ、本当にマイルド?オペミス?
とにかく、底にあるタレは混ぜないでだましだまし麺を消費していきましょう・・・
麺自体は太麺でだいぶ柔らかい
もし固めとかだったらちゃんと噛まなきゃいけないので、この柔らかさには本当に感謝しました
少し噛んでそっと飲み込む
このねー、唐辛子系の辛さじゃなくて山椒系の辛さはおっさん初めてかもしれんよ
口に入れると少しフルーティーな味もするしスーっと山椒特有の風味というか匂いが鼻から抜けるんだけど、本来ならそれを楽しむのがいいんだけどとにっかく辛いからね、俺にとっては。
麺をすすることすらできないから、口をあけっぱにしてゆっくりゆっくり丁寧に麺を口の中に入れていく
噴き出す汗を拭きながら、麺を喉の奥につっこむ
目のすぐ下を人差し指でなぞるだけで、指に汗が乗るんだけどwww
「辛さ和らげる調味料とかないすか?」とか聞こうと思ったけど、初日にわざわざ汁無し坦々麺喰いに来てる客がそんなに辛さ苦手とか店側も想定してないだろうし、そもそもそんなこと聞く勇気なかった
卓上に胡麻とガーリックチップがあったから、とりあえず胡麻をかけてみる
・・・無力
ガーリックチップはあまり好きじゃないからかけなかった
どうすりゃいいんだーーーー
二郎を頑張って頑張って完食するよりもハードルが高い
でも、これ残したら毛利さんにも入り口の店員さんにも失礼だし・・・
舌が麻痺するまでとりあえず3本ずつくらい麺を喰っていきます。
なんかね、今まで経験してきた辛さって、舌がピリピリなって水飲んでもまだピリピリでそれこそ焼け石に水っていうか。水を舌で転がしてもなーんの意味もなかったっていうか。
でも山椒系の辛さ?この坦々麺の辛さはそんなんじゃなく。
舌にドリルで穴をあけられてるかのような感覚がずっと伴うの。
そこに水飲んでも、その穴に水が入り込んで染みわたって舌を内部から壊しにかかってくるような、そんな感覚
だから水もあんまり飲みたくないし、どうする術がひとつもない
こうしてる間に、71番や72番のお客がどんどん帰ってゆく
さっきまかない食べ始めた男性スタッフも2分くらいで完食している
全員の客が残さずに、真っ赤に染まった丼を残して帰っていく
おいおい・・・日本人は音楽の趣味だけじゃなく舌まで半島に影響されてんのかよ・・・
しかし、二郎とは違い、優しく接してくれたスタッフの皆さん、何よりこの店の門出を祝いたい!という純粋な祝福の気持ちが私の右腕を動かした
3本ずつ・・・なるべきタレを上の方に持ってこないように・・・そーっと・・・3本ずつ・・・
お母さんには50回噛んでからゴックンしなさいと教えられて育ったけど、今日に限ってはモグゴックンくらいの勢い
しかしもう限界だーーーーー!!!20分くらい頑張ったけど完食するにはあと20分必要だ!!!
200gの麺も残り50gだけど、もう無理!これ以上喰ったら死んでしまう!
こうなりゃ笑顔だ、笑顔!
(Y´∀`)< ごちそうさまでした!
「ありがとうございます!」
(Y´∀`)< すいません、辛くてこれが限界でした・・・エヘヘ。
「次回またチャレンジしてください!」
笑顔で残したこと自白したら、笑って許してくれた!やったー!


点数つけるの申し訳ないよ。。
だって全く味わえてないもん。
辛いの好きな人が採点したら、「これを500円で喰えるなら毎日通う!」「ナッツが食感に変化を与えてくれた!これはいいトッピング」「唐辛子系の辛さに飽きた方、山椒のしびれる感覚はまた一味違っていいですよ!」とか言ってるんだろうけどねぇ・・・
俺には採点できねぇよ・・・ごめんなさい・・・
汗びっしょりのわたし、脱いでた服を一枚着て、一枚脇にかかえて外に出ました
(Y´∀`)< ごちそう様でした!ニコニコ
「ありがとうございました♪ニコニコ」
とっても辛い思いしたけど、なぜか最後の方は笑顔でいれたよ
ちなみに山椒系の辛さゆえなのか、舌と唇のピリピリは20分くらいで元通りになった
可愛らしい店員さん達、ありがとう
家に帰るとお腹を壊したのは言うまでもない