ラーメン大至@御茶ノ水

いやー、この店ね、ずっと宿題店リストの一番上にあってね。
ずっと行きたかったんだよね
んでとうとう行けたよ。何度か行くタイミングあったけど合わなくてね。
念願です。
御茶ノ水から北の方に歩きます
御茶ノ水来るだけで高校生の時に戻ったかのような気分
予備校もあるし書泉もあるし楽器屋もたくさんあるし、高校生時代の思い出がつまってるなー
それに、高校の時に少しだけ行ってた監獄みたいな塾も御茶ノ水にあってすぐその横を通りました
そうすると、なぜかゲーセンのパチンココーナーの煙草臭いのとかも思い出してきて、とても懐かしい気持ちになって店まで歩いた
懐古厨やー


12:45到着、店内待ち4名
「ラーメン(650円)」の札を買って待ちます
店内は左側カウンターと右側カウンターの2列に分かれてます
そのさらに奥に厨房あるから、あんまり厨房は見えない
残念!
さてこの店のコンセプトは「飾らないらーめんの最高峰」みたいな感じです
ごくごく普通のらーめんをとことんまで極めました、何ひとつ特別なことはやっていません的ならーめん
カウンターには麺スープチャーのそれぞれの説明が書かれています
チャーとスープはまぁ普通そうだけど麺は普通じゃないと思うんだよなぁ・・・w
浅草開花楼の麺だし、最近耳にすることがとても多くなった「傾奇者」を使用している麺です
店内にも「傾奇者使用」みたいな札が飾られてます
不死鳥カラスさんの顔写真と共に2年前に浅草開花楼の麺に変えた経緯が事細かに説明されてます
「カラスさんのひたむきな営業に魅かれて・・・」みたいな感じですわ
ふーん。この人営業する時はお面とるんかね
なーんて考えながららーめん待ちます


デフォで半玉わーい

てかチャーシューめっちゃ旨そうなんやけどww
まずスープから〜
う〜ん、鶏を中心とした素晴らしいスープですな。
なんて普通のコメントして、スープは確かにいたってシンプルでノーマルだなんて思ってたら、後味物凄く残るんだよね
鶏の旨味というか、優しい旨味というか。ずっと口ん中残ってるの。
あれー?と思って何口も飲むと、そのたびにものすごくおいしい!
ほんのりと甘さすら感じさせてくれるスープ、とてもクセになるし止まらない!
めっちゃうまいやんけ!本当に僕のツボを突くような醤油スープでした
ほー!これ本当にうまい!まさか自称シンプルを極めてる店でこんな至高のスープ堪能できると思わなかった
使ってる具材とか一切特別なものはないんだよな〜確かに。
不思議です。
本当にうまい。
店主は三ツ矢堂製麺出身らしいが、そこらへんのルーツとは関係あるのかな?
さて、次に噂の麺です
中太ストレートで、ここはつけめんは細麺でらーめんは中太という少し面白い関係性
この麺もチュルチュルでおいしかった。
確かにスープと抜群に合ってるね!
ほんのちょっとウェーブ状になってるのもいいのかも!
トッピングも驚きました
半玉は白身ぷるっぷるで黄身の固さも見た目以上に柔らかくておいしい。少々薄味だけど。
スープに浮遊してるネギもちゃんと役割担ってて良かったです
そしてなんと言ってもチャーシューね
ピンク色でぷるっぷる!5分くらい噛んでられる
てっきりパッサパサの肩ロース想像してたんだけどねw
特別なことやってるじゃないですかー、おいしいよこのチャーシューほんとに。
それより、自分は一度麺を食べ出したら麺がなくなるまで喰ってしまうことが多いんだけど、あまりにもここのスープがおいしいもんだからちょくちょくスープに浮気してたおかげで、最後水深1cmくらいになってもまだ麺が残ってた!
残りちょっとのスープの中に麺が残ってる光景は自分でびっくりした。
ガチで2年ぶりとかに見た気がする
スープおいしかった。しかも最後の一滴までその感動が薄れなかった


85点
まさか、まさかの85点です
この店ずっと宿題店だったけど、正直75点くらいつけて「普通の醤油らーめん喰いたくなった時はいいかもね、まぁ近く来て他に店がなかったら行くレベルかなー」とかブログ書いてる自分を想像してたんだけど!
全然そんなことないの。本当に旨いの。不思議な奥ゆかしさというか。
突きぬける感動こそなかったから85点くらい止まりだけど。
幸福に満ちながら食後の冷たい水を飲んでいると、カウンターの一番厨房よりで店主(?)さんと何やら営業面について話してるお客さんがいました
「今後また食べに来て、それを踏まえて総合的に判断する」、、、とか言ってたような?
この店と関係あるどっかの関係者さんかな?と思って見てみると、ちょっとチャラいジーンズに長い茶髪。
あれー?
食べながらも視界に入ってたカラスさん、お面とったらあんか感じなんじゃないのー?
まぁいいか・・・と思って店を出ました
そしてついった見ました
BINGO!!!
ちょうど俺が退店した直後くらいの時間!
まさかな〜。ワンタンの皮の試食かなんかに来ていたのでしょうか。
あれがカラスさんだったのかー
再び感動したのでした