濃厚鶏そば 麺屋武一@新橋

昨日分です


定期新橋銀座エリアのBM店
ここらへん店の入れ替わりも激しいからBM店なかなか尽きないね!
ってことで今年の7月にOPENした店です
最近新店しか行ってない。
しょうがない、既存店はもう結構抑えるとこ抑えてしまってるもの。


新橋から西の方に6分ほど歩くとあります
14:40到着、先客4人
カウンター4席だけでほとんどカウンターというテーブル構成
これ、社会人がたくさん来る店としていいことなのか?w
まぁいいけど、2人がけのテーブルに座ります


さぁここは鶏そばの店なんで鶏白湯とか鶏そばとかあるんですけど、もうひとつ見逃せないメニューがあります
それが「鶏骨らーめん」。
豚骨、牛骨に次ぐ「鶏骨(ちーこつ)」です。
初めて聞いた!こんなん鶏白湯喰って安定の味を楽しんでも意味ないでしょ!
この鶏骨らーめん食べなくては!
ってことで、「濃厚鶏骨醤油そば(780円)」を頼みます
豚骨はあの味、牛骨は牛肉の味、さぁ鶏骨はいかに・・・!
ここの店主、青山でらーめん屋を8年やって、そのあと焼鳥屋を10年やってたみたいです。
そして鶏の可能性を追求するために鶏を主としたらーめん屋を新しく開業、ということです。
鶏の使い方はうまいんだろうなー
最近は鶏を扱ってる居酒屋とかでも鶏白湯らーめんとか普通にメニューとしてあるからな


はいどーん

見た目は見慣れた豚骨醤油だが・・・
スープいきます
うん、ファーストインプレションは完全に豚骨らーめんです
まさにあの味。あの豚骨の味です。
ただ、豚骨ほど臭みもないですし根底にあの豚骨ほどのクドさがありません。
いい意味での奥深さ、悪い意味でのクドさ。
さらさらっと飲めてしまう豚骨スープ、それが鶏骨なんでしょうか。
牛骨スープとは全然違いますねw
系統としては豚骨でした。
そこにタマネギや水菜、ネギなど清涼系のトッピングを加えて細麺で喰わせる、そういうのがこの鶏骨らーめんみたいです。
カエシの味はそこまでしない、表面に油結構浮いてるからやっぱり直接舌で感じるのはこってりとした動物系のスープですかね
まぁ海苔やら野菜やらと一緒に喰っていく
鶏肉のつみれ!つくね?
これもちょっとした飾りのようなものでたいしてうまくなかった
がしかし。鶏チャーシュー。
大山鶏らしいですが、これが今まで喰った鶏チャーの中ではべらぼうに旨かった
鶏ムネ肉は全くパサパサしてないし、噛んでも噛んでも味が出てくる。
これは鶏自体もいいし、鶏肉の調理方法もきっといいんだろうな。
さすが焼鳥屋やってただけあるわ。おいしかったです。
ちょっと感動したのは、卓上の魚粉。
思いっきり鰹節の削り粉のような魚粉だったんだけど、これをひとたびスープに入れると味がガラっと変わるね。
そう、豚骨醤油スープに魚粉入れても同じ現象が起きると思うんだけど、味が全く「豚骨魚介」になるのw
長年親しんできたあの味!
正しくは豚骨魚介じゃなくて「鶏骨魚介」なんだろうけど、味自体は豚骨魚介となんら変わりません。
これが面白かった!


71点
今日僕は初めて飲むスープを2種類体験しました
「鶏骨」と「鶏骨魚介」です。
とても勉強になった!
いまんとこ鶏骨のポテンシャルは未知、というかあまり潜在性ないような気もするけどw
でも今後に期待ですね
何しろまだほとんど存在しないジャンルのスープですし。
結論としては、鶏骨は牛骨よりも豚骨に酷似、ということで。
7月にOPENしたのにもう学芸大学に2号店を開いてるあたり、鶏骨らーめんを流行らせようとしている具合は読み取れる
流行るといいね
その場合豚骨との明確な差別化が必要だ
これは難しいぞ