中華そば みたか@三鷹

11/5分です


連食!
三鷹ではBM店としては文蔵だけだったけど、もうひとつ名店があるので勢いで訪問です


かつて、江ぐちという地元の人に愛された名店があったと聞きます
昔ながらの中華そばを出す店で、値段も昔ながら。
その店が惜しまれながらも閉店してしまったが、味を継承してOPENしたのがこの「みたか」。
江ぐちの愛されっぷりは話を聞く限りなかなかのものだったので、この店にも行かなくては!
できれば江ぐち時代に行ってみたかったけど。


地下の古びた飲食街の中にあります
店に近づくと、中から店員さんが「いらっしゃいませー!」
随分威勢のいい接客ですね!
13:35到着、先客8名
コの字型のカウンターでほぼ埋まっています
やっぱり人気なんですね、客はほとんど中年以上の男性です
一番安いデフォ「ラーメン(450円)」を頼みます
「はいラーメンですね、畏まりました!」
んで、他のお客さんがトッピングで「卵」を頼んでたんですよ
そしたら「半熟卵で良いですか?」って聞いてるんですわ
その卵の調理法にびっくりしたんで、私もすかさず卵を頼みました
ってことで、「卵(50円)」を追加です
トッピングが50円なの嬉しいね!
チャーシューは150円だったかな?
アイドリングの植松ADにそっくりな店主さんなのかな?その人がコの字の中心で厨房を仕切っています
そこに助手さんと、女性のホール係
ホールといっても店舗内はほとんどコの字の席で埋まってますので狭いところをせかせかと動いてます
店主(?)と助手さんは割烹着来て笑顔ではきはきオペレーションしてる
というかね、接客神なんですわ
予想外の接客の良さ!
まず、帰るお客さんにはしっかりとその方向向いて深い御辞儀して「ありがとうございました、またお待ちしております!」。
お水のコップは少なくなってたらすかさず注ぐ。
常連さんが来ると、その人の注文を聞かずに勝手に作り始めて普通に提供する。
常連さん黙って座って一言も発さずに待ってるのw
13:50とかになると、「そろそろなんとかさんが来る頃だね」とか。
そしたら本当に来るしw
遠い席の人には「手渡しで申し訳ありません」とかいちいち謝ってから丼渡してるしね。
すげーなー、と。
んで、調理過程を見るのも楽しい。
丼にカエシ入れて、ネギ入れて、調味料入れて、そこに出汁入れて最後に麺を入れる。
そして助手がトッピングを入れる、と。
麺は大鍋で茹でるんだけど、ワンタンとかも入ってるのに片手でザルをひょいひょいっと操作して綺麗に麺だけすくうんだよね
感動
んで、面白かったのが卵!
生卵を鍋の湯に直接割って入れるのw
そんな店他にあるか?
あるだろうけど、らーめん屋で卵って言ったら普通味付玉子とか燻製玉子とか「茹で卵」だからびっくりしちゃった
地味にワンタンメンとか五目そばとか、いろいろメニュー豊富
裏メニューで「油」というのがあって、それはただの油そばでした


「お待たせしました、手渡しで申し訳ございません」

この卵!存在感はんぱない
まずスープ
うーん、甘いぞ!
勝手に「昔ながらの薄味醤油らーめん」みたいなの想像してたけど、そんなんではなかった
カエシに昆布や鶏から抽出した出汁を入れただけのシンプルな構造だったけど、カエシが甘いのかしら
んで、麺
これ、富士そばのそばですわw
駅のエホームで喰えるようなそばの味!
あんま喰ったことないけど、この妙な甘味はそれです!
うわー、「中華そば」って店名に入ってるのに、これ日本そばだ!
連食先でこの日本そばはきついなぁ・・・w
と思って、店主の仕事っぷりを見ながらちょっとずつ食べ進めていきます
客のおじさんの「ここはシンプルだねぇ」みたいな言葉に対して、
「シンプルなのが一番です。派手にしたって疲れちゃいますからね〜」
と言ってたのが印象的でした
さーて、そろそろ卵食べるか
少し割ってみると、うん、半熟っていうよりほぼ生卵
これはいい!
黄身の部分を全てれんげに出して、麺をそこにつけてすき焼きみたいに喰っていきます
生卵って万能すぎるだろ、麺と合わせるとおいしい〜マイルド〜
なかなか麺の量多いぜ・・・^^;
黄身に感謝
最後、白身とかネギとかタケノコ喰ってごちそうさま
ここのナルトは今までで一番分厚かったよ!


まぁ〜70点ってことでひとつよろしく
CPよし、接客よし、雰囲気よし
しかし肝心の味が、、、これはらーめんではなーい
でも仕事っぷりは素晴らしかったね
自分も500円払って帰る時、しっかりとこっち向いてくれて深くお礼をしてくれたし
気持ち良かった!
まぁ近くに住んでたら行く価値はありますかね