美麺屋 楽観@六本木

今年の夏に、西麻布にとんでもない店がOPENしました
さてどんな店なんでしょう
事前情報ほぼゼロで行きました


六本木通りを西の方に少し歩いたところの超路地裏です
最初見つけられなかった
目立った看板もなく、ひっそりと暖簾をさげた店がある
店内の様子は全く見えません
営業してるのかもわからないけど、勇気出して暖簾くぐってみます
14:00到着、先客0名
らーめん屋とは思えないような空間!
客席3畳くらいしかありません。。。
歯医者みたいに真っ白な空間でカウンター席が4つあるだけ
奥から若い店主が出てきて「いらっしゃいませ。」
(Y´∀`)< こ、琥珀ください・・・
「かしこまりました。」
と言って店主は奥の厨房へと消えていきました
な、なんだこの店ー!
幻想的なBGMがかかっていて、カウンター、というか2席ずつが背中合わせで合計4席です
空気清浄機がゆっくりと首を回していて、照明はメニューを照らすスポットライトのみ
びっくりしました
こんな店が西麻布にあったのか・・・!
メニューは「琥珀(700円)」のみ
あとは丼ものとビールだけです
珀というメニューには線が引いてあるので、まだ提供していないということでしょう
座高の高い回転椅子に座ってキョロキョロしながら待ちます
厨房は3畳のさらに奥で、狭そうに店主が作っています
箸の袋には何やらこの店のコンセプトが。
「自然を愛し気高く熱く美しく
 心のある楽観主義者は
 日本革改に繋がり
 より良い理想郷を築く…故に」
店のロゴも魔方陣だし、なんだか宗教くさい店ですねw
でもそこがいい、教会のような、天空城のような、そんな店内の雰囲気です


「お待たせしました、琥珀です」

綺麗な醤油らーめんですね、こういうの大概旨いんだよ
じゃ、スープから
んー。うまい
昆布、イワシなど優しい素材が中心の醤油スープです
カエシ弱めながらも味がきちんとしている
油も結構な量浮かんでいます
ちゃんと熱々だし、素晴らしいですね
非常にオーソドックスな醤油らーめんですが洗練されています
味としては睦月@西荻窪を思い出した
味としては特徴挙げづらい醤油らーめんですが、こういう空間で喰うからより一層旨いw
店としての勝ちですね
スープなくならないうちに麺食べます
170gくらいあるんじゃないかな、そこそこ量多い
まず、丼がでかいからね
醤油らーめんに合うポキポキ麺
タマネギしょりしょりと合います
細切りメンマは味薄め
まぁ醤油スープと合わせているんでしょう
チャーシューはだいぶ厚くて柔らかい肩ロース
これ、こういうらーめんにしては重量感あってボリューミーだった、おいしかったよ


88点
この店すげーや
行列とかできたらこの点数もおのずと下がると思うんだけど、まだOPENして間もなくて空間を独り占めできたからね
いや、すごいすごい
店主にしっかり700円払ってごちそう様といって店を後にしました
にしても、4席しかなくて本当に人気出たらどうするんだ?
時間の問題だと思うけど
まぁ、人気出たらスタッフ雇って移転ですね
この店の雰囲気が失われたらこういうシンプルらーめんじゃそこまで勝負できないと思うけどなぁ
とにかく贅沢な空間だった
これ読んでる人、なるべく早く行くことをお勧めする