ベルギービールウィークエンド2011

9/8〜9/11の4日間、六本木アリーナでやっていたこちらのイベント!
行ってきました!
前売りチケットは3100円で、2750円分のビールやおつまみと交換できるコインを11枚と会場で使うオリジナルグラス(600円分相当)がついてきます
当日券だとコインが10枚なので、前売りの方がチケットの長い列に並ぶ必要もないしお得です
ちなみにオリジナルグラスは大体200mlくらいかなぁ


さて、会場は六本木アリーナというテレ朝と六本木ヒルズに挟まれた広場みたいなところなんですが、
とにかく会場の熱気がすごい!
金曜の夜ということもあってスーツ姿の社会人がほとんど
あとは、女同士のグループとか、金持ちそうな夫婦とか。
大学生なんて一人もいなかったし、ソロ客は本当に自分以外いなかった
すごく僕は浮いてました
でも、こんな若くからこんなフェスに来て楽しんでるのは僕だけなんだという優越感に浸っていました
会場の真ん中には、どーんとテーブルが立ち並び、大量の人がそこで飲んでいます
少し離れた庭園の芝生の上で飲んでる人もいれば、僕のようにブースの裏の暗いところの地べたに座って一杯やってる人もいます
ステージでは外人が演奏していたり、日本語ぺらぺらのベルギー人がMCやってたり、ヴェデットの写真撮影をやっていたり、と。
MCは腐るほどつまらなかったですがーw
そして、一杯大体コイン2枚のビールをブースまでもらいに行きます
高いビールだと4枚分に相当する
サーバーからちゃんと注いで提供してるとkろもあれば、専用サーバーか樽がないのか、瓶をそのまま注いでるブースもある
どうせこういうところ来るなら、滅多に飲めないサーバーで飲みたいよなぁということで僕はサーバーがあるビールばかり飲んでいました。
にしても、ビールのブースが密集しすぎ狭過ぎで通路がほぼ通れない!
金曜の夜でこれとか、土曜の夜とかどうなってしまうんでしょう
邪魔なのにスタッフが呼びこみしているブースもあったりと、問題点はありました
でもビールは最高でも5分くらい並べば最前までたどり着ける感じだったけど、食べ物の列はひどかった
最低でも10分くらい並ぶ感じだったぞ、あれ
僕は柿の種を持参してきたので食べ物の列には並んでいませんがーw
まぁ、つけめん博とかラーメンSHOWみたいにどの店が一番売上高かったか、みたいなコンペティションもやっていないし、みんなでベルギービールをもっと日本に根付かせよう!みたいな雰囲気があったのがよかった
にわかからツウまで客層も様々
幸せな空間でした

  • 1杯目 プリムス

一杯目はやっぱりピルスナーから入りたいということで、ステラ・アルトワかプリムスにした
ステラ・アルトワのサーバーはどこかで飲めると思うので、希少価値の高いプリムスの方に。
といっても、プリムスの缶とかなら余裕で手に入るんですけどね

画像は、会場暗かったし撮ってもあまり意味ない気がしたからサイトから引用で
ピルスナーにしては喉越しはいまいちだったなぁ
まぁそういうピルスナーなんだろう
しかし味がさすが
チェコピルスナーウルケルが今のところ俺が世界でスパドラの次に好きなピルスナーなんだけど、
それに似たべっこう飴のような甘さを感じたのは感動した
味わう系のピルスナーですね

  • 2杯目 レフ ブラウン

レフなんてのは瓶買おうと思えばどこでも買えるんだけれども、まぁ飲んだことなかった
レフ ブランドもこのブラウンもサーバーで注いでるということで候補にはあがってたけど、レフ ブラウンの「キャラメルのような香り」みたいなキャッチコピーに一目ぼれして列に並んでしまった

まず、泡が超きめ細かい!!!感動的なくらい。
少し飲むだけで綺麗に口の上に泡がつく
そしてこの泡がなんといってもクリーミー
この泡と液体そのものを口の中に入れると、まるで口の中でビールが浮いてるかのような感覚を覚える
素晴らしい!!!これはサーバーで飲んでよかった!
味自体はアビィビールに分類されているけどスペシャルビールのような感じ
キャラメルの香りはもちろん、芳ばしい苦みなんかも口の中に広がり、これはビールというより料理レベルにまで味が完成されている
非常に美味かった。
レフ ブロンドもすぐに瓶を買ってこよう
このブランド、気に入った。

  • 3杯目 サンフーヤン セゾン

セゾンビールというのは農家が夏に飲むために冬に貯め込んで作るビールのこと
このセゾンビールってのが流通が極めて少なく、今回も62種のビールがある中でたった2種類のみ
そのビールがサーバーで飲めるってんだから、飲まない訳にはいかないですよね
コイン3枚ですけど惜しみなく吐き出します

まず、「押し泡」という言葉をこの業界では聞きます
サーバーの取っ手を引くとビールが出て、押すと泡が出てくるからです
しかし!このサーバーはグイっと引くとビール、少し引くと泡が出てきました
これには驚き!
そして、ちゃんと切り泡してくれてグラスの周りに付着した泡を水で取ってくれます
これだよなー、やっぱ本格的なのはこれだ
味自体はごくごく一般的。美味しいけど。
ホップのアロマの香りが基調で、初心者でも飲みやすいね
ちなみにサンフーヤンというブランドは、サン・フイヤンとも発音するそうです

  • 4杯目 デ・コーニンク

ここから迷った
コイン1枚拾ったから残り5枚
1日100本限定というビンテージ2008のコイン4枚で交換できるグーデン・カロルス・キュベ・ヴァン・ド・ケイゼル・ブルーとかいう長い名前の飲みたかったんだけど、すでにSOLD OUT
ということで、サーバーで飲めてかつ瓶では入手しにくいやつを選びます
マレッツ・トリプルとか飲んでみたかったけど瓶ビールから注いでるからやむなく退散
ということで、コイン3枚のデ・コーニンクというスペシャルビールにしました

産地のアントワープでは「普段着」と呼ばれてるこのビール
その名前の通り、毎日飲めるような飲みやすいビールです
琥珀色で綺麗
これがローストモルトのコクかぁ・・・なーんてね
このビールは樽生で飲むことをとても推奨しています
というのも、熱処理されてしまうと麦芽の良さが失われるらしい
だからドラフトで飲むべきなんですねー

  • 5杯目 ティママン・ストロベリー

最後はフルーツビールを飲もうと思っていた
しかし、このイベントのために飲んだクリークは舌に合わない!
ってことで、ロックスタイルで飲むリーフマンオンザロックとかも気になったけど、酸味少なめで甘味が多いというティママンのいちごビール
ティママンはクリークはもちろんのこと、ピーチ、フランボワーズなどのフルーツビールもあります
中でもストロベリーは人気が高い
でも流通少なくてここで飲まなきゃ一生飲めないと思ったので、樽生じゃなくて瓶ビールから注ぐタイプですけどまぁ仕方なく飲んでみる
フルーツビールならドラフトでも瓶からでもあまり変わらなそうだし

まず、香りは素晴らしい!
ここまで苺の香りすると思わなかったー
色ももろピンクですしね
そして味・・・よかったー、酸味は弱い!
確かに甘みはすごくあるけど、いちごそのものの甘みというより、やっぱりいちご味の歯磨き粉のような味になってしまう
それでもやっぱりおいしいんだけど
これはでも酸味が弱いし、食後のデザートとして飲めるビールではありますね
おいしかったです


と、5杯のビールを2時間くらいかけて飲んだ
どれにしようかなーと迷う時間、酔いながらもゆっくり飲む時間、どれも幸せだった
すごく印象的だったのはヴェデットの長い列
ホワイトビールがやっぱりベルギービールへの入り口で、ほとんどがヒューガルデンだと思う
でも、ヒューガルデン以外のホワイトビール飲みたい!っていう人が多いのかなぁ
ヴェデットは2008年に生産が始まって、この長い列とか見ると勢いを感じる
ホワイトビールの代表格であるヒューガルデンを脅かす存在になるのか!
というか、ヴェデットブールはベルギー人の男女がグラスに注いでて、それだけで本格的な感じがあった
汗かいてるおっさんが注いでるのと訳違うからなぁ
まぁヴェデットの樽生とか吉祥寺で飲めるのでさほど興味はなかったですがねーw


ということで、ベルギービールウィークエンドのレポでした。
ビールフェス面白いな!つけ麺博行く金あったらビールフェス行きたい。



(Y´∀`)< 明日は三越日本橋の屋上で飲むビアガーデン♪