中華そば ふくもり@駒沢大学

世田谷区を攻める、という構想の下、辰屋や陸も候補にあがったが、いかんせんあんま腹が減ってないということでこちらにした
せたがやグループで一番僕が期待していて温存していたお店である
煮干しを中心とした魚介系スープのお店
うーむ、舌が鳴る


駒沢大学駅から結構歩きます
環七沿いに歩くんですが、古臭い感じが路上に漂います
ナポリタン作ってそうな個人経営の喫茶店とかお好み焼き屋とか、そういった情緒溢れるお店が立ち並びます
小学校の図書館の臭いがした
そこに現れるふくもり
13:20到着、先客10名くらい
中は大衆食堂みたいな作りで、割烹姿のおばさんがホールを仕切っている
雑な接客である
テレビが大音量で流れている
靴を脱いであがる畳のテーブルもある
合宿所の食堂の臭いがする
真っ赤なテーブル
コンセプトが丸分かりです
環七の通りの店の雰囲気と合わせたんでしょうね、面白い試みです


さてここの看板メニューは「つけぶと」というつけめんであり、食券機でも目立って目立ってしょうがない
店の外にもつけぶとの写真が貼られている
しかし、僕はあえて「中華そば(700円)」の食券を買った
その店の本当の味を知りたかったらつけめんではなくらーめんを喰えとの格言もあるし、
やはり煮干しを売りにしてるなららーめんだろという自分の中のステータスもあったし、
前テレビでやっていたここの中華そばがとても旨そうに見えたし、
つけぶとの麺300gをペロリとたいらげるほどの腹のキャパが残ってなかったからである
かといって中華そばの完食も辛いだろうなぁという感じだったけど
ってことで、漬け玉子のクーポンと一緒におばさんに渡します
なぜかここの玉子は110円です
その10円の苦労はなんなんだよ
大衆食堂的なら、むしろ80円くらいでもいいだろ


周りの客が100%つけぶとの中、中華そば早目の提供です

新携帯で初めての撮影、相当緊張
設定ありすぎだろこれ
まぁいいや
スープを一口
あれ!?すっげーさらさらかよこれ!
豚骨魚介みたいな、結構ドロドロしたタイプを勝手に想像してた!
うわー意表を突かれるとはこのことか!
しかも全然ニボニボしてねーし
なんだこれ
煮干し感が薄いぞ?
口の中で広がらない
舌の上だけでその煮干し感が終始してしまっている
しかも丼中央のねぎみじんの上にさりげなく柚子の皮を発見
これにぶち切れたね
なに上品ぶってんだと
なに煮干し感ごまかそうとしてんだと
煮干しが売りで、出入り口の扉にも「当店のスープは煮干しがかなり強いです」みたいな、煮干し苦手な人お断り的な注意書きしてるくせに、万人受けじゃねーかこれじゃ
潔さがねーよ
よっぽど凪とかの方が潔くて、しかもいいもん出してる
煮干し党には残念すぎるスープだ
かなり強いって言われてて、全然強くないんだもん
詐欺、とまでは言わないけどガッカリ
さらさらスープならもっと煮干し強調出来ただろうし、そうじゃなくてもドロドロスープで煮干し強めみたいな珍しいスープでもよかった
どっちにしろ裏切られた
期待してただけに残念
勝手に自分が過度の期待して裏切られてるだけだけど。
てかスープ自体うまみも少なくて薄いしね
前島司の作るスープって、こんなだったっけ?


麺は中細丸ストレート
スープと絡んでなくて、麺だけ喰ってる感覚
おいしくないです
チャーとメンマとなるとも普通
味玉は、これもなんかの酒で煮込んであるなぁ
でもワイン風味、というより、もうちょっと庶民的な味
日本のお酒かなんかかな?
サイトにも「特製のタレに2日間漬けこんだ」としか書いてないや
そこそこの味


60点
やっぱり看板のつけぶと喰えばよかったのかな
でも今度来るときはおそらくせたが屋行くだろうし
てか、せたが屋の魚Tシャツかふくもりの煮干しTシャツが欲しい
ラヲタっぽいTシャツ欲しいんだよなぁ
合宿に着ていきたいんだよ
高校時代のクラスTとか、ちょっと、イタいじゃん