麺屋 優創@大久保

久々の新地開拓です!
まじで嬉しい!
しかも新店です
2010/01/26にOPENして早くもRDB新宿区9位に躍り出た超新星です
これで「ゆうさく」と読みます


大久保駅から北に5分ほど歩くとありました
なかなか強気な外装です
「ラーメンの本気度」だとかフランス語と思われる言語で何か書いてあったり、とにかく独特
それでいて、完全に寿司屋ですからね
木の格子で出来た横にスライドするアレ
あれが扉なんで笑ってしまいます
さらに開けてびっくり
カウンター席はさながら和食料理屋
店の半分は靴を脱いで上がる座敷で、畳の上にテーブルが2つあります
いやー、これでフランス調理師みたいな格好した店員が厨房に立ってる訳ですからね
何屋ですかって言われて分かる訳がない
すげー面白いw


ということで15:10到着、先客3名
さ、ここはフランスっぽさとラーメンの折衷と考えるべきなのでしょうか
店の外や中に書かれている能書きをそのまま引用すると、
「蟹・海老・魚介を贅沢に使用した南仏スープ」
「中華麺とフィットチーネきしめんとの融合新種麺」
まったく見当がつきません
とにかく、デフォメニューを注文
「魚介味噌ラーメン(880円)」です
蟹や海老などの甲殻類を味噌らーめんと合わせるということですので、なんだか不思議な感じです


5分と経たず、やってきましたその未知なるラーメン

いや〜ん、個性的
失礼ですが、見た目完全にまずそうですよね
どこの田舎のゲテモノだって感じです
ですが楽しみにスープを一口
いやいや、甲殻類が最初にグワっときます
後味に味噌が押し寄せてくる
いや、すごい旨い
なんだこのバランスの良さは
甲殻も味噌も旨いし、てか味噌の味が旨いと思ったこと、もしかしたら初めてかもしれません
甲殻の味が口の中でしつこいなーと思う直前くらいに味が味噌に変わる
両者ともすごく持ち味を発揮してて、かつお互いの邪魔をしてない
50と50で合計100なんじゃなく、良さが全く削ぎ落とされることなく100と100で200のスープになった、みたいなよくわからんけどそんな感じです
さらに面白いのが表面に少し浮いてる油
全然味には関係してこないんですが、スープをすくうともちろん油なくなるじゃないですか
でも数秒後にポツポツポツって底から油が湧いてくるんですよ
これ言ってる意味分かるかなぁ
訳わからん現象で、このスープ生きてると思いました
魚介味噌といっても、煮干し味噌とかは喰ってきました
甲殻味噌ってすごいですね
なんだかけいすけを彷彿とさせるような一杯でした
ただ、中には味覚に敏感な女性とかが生臭く感じてしまうこともあるだろうなという印象もうけました
でもとにかくうまーい、感動


麺いきましょう
フィッチーネだかなんだか忘れたけど、シャレオツな名前の麺です
持ち上げると、うん、なぜか平打ち
しかもトッピングが重いので持ち上げるとブチブチ切れます
繊細な麺なんですねw
食べてみると、なんてことない、味も食感も普通です
こーれは平打ちにしてシャレオツにする必要あったのかな?
ごくごく普通に中細とか中太で良かったと思うのは僕だけでしょうか
麺には解せるものがなかった


トッピング
光っていたのはスープ随所に浮いてるネギ
食感もあるくらいの大きさで、良かったと思います
エビはぷりぷりでした
あさりは、すぐに貝からとれた
素晴らしい調理でした、貝柱まで綺麗さっぱり取れるの、力そんな入れないでも
チャーシューは肩ロースか?
固くて歯でかみちぎるの大変だった
ちょっとダメチャーシュー
わかめ謎だったなぁ


残ったスープに半ライスを入れてリゾット風に喰うのが結構主流らしく、
僕もそれやろうとしたけどいかんせん序盤にスープ飲み過ぎたのでリゾットにするにはおそらくスープ少ない!
ということで普通に飲みました
最後になって気付いたんですが、スープの底には味噌らーめんによくある、あの、なんて言うんだっけ、ボロボロの肉
ひき肉?的なのがちゃんと沈んでました


ナックル投げる新外国人みたいな一杯だった
難しいな、採点
悪いとこは特になかったからな
値段考えると77点くらいじゃないでしょうか
今度は味噌じゃなくて醤油であったり、豚骨和出汁醤油ラーメンであったりを喰ってみたいです
いや、でも味噌うまかったな


あ、あさりの貝殻を入れる専用の小皿はテーブルの上にあるし、
あさり触った手を拭くためなのか知らないけど最初におしぼりも渡されたので問題なかったですよー
客側の視点に立った店作りだと感心致しました、とさ



(Y´∀`)< 喰い逃げされてまじグロッキー