創麺業 磯部水産@吉祥寺

夏休みに入っても月曜日恒例行事はなくなりません
来週は行けませんけど;;


8月のテーマは「つけ麺」
早くもネタ切れ感漂う感じですが来月「らーめん」とかになんないよね?w
夏だからつけめんで構わないけど


昼の部閉店間際の14:45入店
先客4名
ゆったりテーブルに座ります
「ベジポタ進化系つけ麺(780円)」の食券をいつもいるイケメンバイト君に渡す
(Y´∀`)< あつもりで
暑くて汗かいてるけどあつもりです
家で朝飯喰ってすぐだったので並盛240gでいっか、と
大盛りにすると合計900円になっちゃうし


さてこのつけめんですが、

当店のスープも野菜を結構使っているので「ベジポタ」と称されることもありますが、ここ最近は野菜を使って濃度を出すスープのつけ麺が増えましたよね〜 そんな中で、その「野菜」をとにかく重点に置いて、濃厚ベジポタ系スープをさらに進化させたつけ麺を…というとハードルが上がってしまいますが^^;、現在の主流の味と、野菜の旨みを上手く融合させたスープに仕上げたいと思っています。もちろん「ベジポタ」というぐらいなんで、濃厚なスープに仕上げます。トッピングなども少し凝ってみようかな…と。

長いけど店主ブログから抜粋
メルマガの方では、玉@川崎、ajito@大井町、丸@三田、ヒムロク@田無の4店を引き合いに出してた
丸以外、長年行きたい行きたいと思い続けてる宿題店です
特にajito
お台場の帰りか行きに大井町寄って行きたいんだけど、お台場行くのはことごとくajitoの定休日の日曜日
ずっと行けないでいる
話がそれたね
つまりは、少し変わったベジポタ系だと
そういうことです


待ってる間、カウンター席に目をむけると店長とフランクに喋ってる常連客がいます
ちょっと長い間喋りすぎでしょ
他の客へ与える不快感ってのがあるでしょ店員が客と喋ってたら
せめてもう少し客が減ってから話そうぜ
と思いながら話を聞いてると、どうやら経営とかの話をしてる
同業者なのか、業務提携してる何かしらの関係者なのか
そんなの営業してない時間に事務所で話せよ
大好きな店だからこそ、こういうことあると悲しい


10分ほどして来ました
うお〜!こんななのか!

ちょっとだいぶテンション上がりましたね正直
麺に野菜が乗ってて、今最も行きたい店のひとつに数えることが出来るcamino三宿のつけめんに似てる
しかもこのスープのグラデーション!
なんなんでしょうね、これ芸術じゃないですか
さぞかし店員はテーブル席まで持ってくる時にスープが混ざらないように神経使ったでしょうねw
ちょっと見慣れないつけめんに興奮してしまって、麺から食べるっていういつもの工程を忘れてしまった
まぁ知ってる麺だからいいんだけどw
まずスープの赤い方に箸をつけて味見してみる
・・・お、これは人参だ!
なんだか全てカタカナで言いたくなるようなつけめんだね
赤い方はキャロットですwww
さぁそして緑の方です
・・・ほほ、これはあれか、ジェノバソースだ!
ジェノベーゼっぽくなってる
こーれは面白い
これをつけめんのスープにしてしまうという珍発想
いざ食べようと思っても、何を何してどう食べようか迷ってしまうw
と、とりあえず麺を一本取って、キャロットスープにそっとつけてみる
・・・あー、いつもの旨い麺だ
太平打ち麺です
ニンジンといってもアホみたいにその味がする訳ではない
ちゃんと「ベジつけ」の範疇におさまってる
これニンジン嫌いな人でも全然いけるんじゃない?
さぁそして麺を今度はジェノベーゼの方にそっとつけて喰う
あー、旨い!これ旨いね!新鮮だ!
もうジェノベーゼ自体がさらさらしてない、っていうか濃厚でポタージュのような感じだから、それが麺とよく絡む絡む
塩っ気を効かせてるのも夏っぽくていいですねぇ〜
二色のスープが混ざらないように麺をそっとスープにつけて喰う
この作業がたまらなく楽しい
このつけめんは・・・本当に面白くて楽しいですね^^
味でも見た目でも食べ方でも楽しませてくれます
まぁ残念ながら食べてるうちに二色のスープが混ざって一色になってしまうんですが
すると今度はトマトソースのような味になる
イタリアーンですな
非常に面白い
こういう反応を示すのか!
さながら科学実験のようになってきますw
これ、以前に楽々の方で限定で出してた「濃厚ベジつけ麺」のブラッシュアップというか、まさに進化系ですね
スープ自体の作りは結構酷似してると思う
完全液状化してないタイプのスープ
油分が多く、油が浮遊してる
以前のその濃厚ベジつけは油がすごく主張してくるわ塩っ気もするわであまり好きくなかった
でもこーれ、いいでしょ
またまた油っぽいスープに相性抜群なタマネギです、これが入ってるからサラサラ
濃厚ベジつけはペペロンチーノの味したから、やっぱりイタリアンってことで共通してる
何かしらあるんでしょうね、イタリアンになる要素が
だって前回はスープにジェノバソース入ってなかったですから
入ってるのかもしれないけど
そう考えると面白いね
イタリアンっぽいつけめん、か
だからajitoを引き合いに出したのかな?
あそこもロッソというメニュー名でイタリアン基調のつけめんを提供している
能書きたれてるけど、まぁトータル旨いってことです


さぁさぁ、具にいきましょうか
トッピングの野菜は全部焼かれています
だから生野菜ではないんですね
そこがcaminoとの違いか
野菜は、黄パプリカ、赤パプリカ、ピーマン、カボチャ、ナスです
ナス以外は旨かった!特にカボチャなんてスープになじんで旨かった!
ナスはねー、なんかふにゃふにゃで食感がよくなかったね
この具材はストレートに「ベジポタ」を表していて、コンセプトが消費者に伝わり易いと思う
これがあるおかげでね
さぁそして特筆すべきが鶏チャーシュー
この店で鶏チャーシュー喰うのは初めてですね
このスープには鶏が合うと判断したんでしょう
というか、豚だと肉汁っていうかなんですか、肉の脂分?それがスープと相性悪いのかな?
鶏だと脂分がほとんどないですからね、素直にスープを食せますね
色合い的にも合ってるし
鶏チャーシュー自体も柔らかくておいしかったです
しかし、チャーシューはそれだけではない
スープにサイコロ状の豚チャーシューは沈んでいる
サイコロに出来る部位を使ってるってことは、肩ロースに多い脂分がこのサイコロチャーシューには少ないんでしょう
こーれがねぇ、めちゃんこ旨いの
何スープに沈めちゃってんのって感じ
もっと目立たせてあげて!
しょぼチャーシューだと思って何の気なしに口に入れて噛んだら、もうすごい
噛めば噛むほど系チャーシューの究極っていうんですかね、とにかく旨い!
肉の味がここまでしっかり出るか!という
まぁでも、ここの店のチャーシューは全体的に結構ブレが激しいですからね
今日は特別大当たりだったってことでしょう
まぁでもサイコロの豚チャーシューはいつも旨いけど


240gと麺の量こそ少なかったけど非常に堪能できた
最後の食後のデザート、スープ割りです
スープ割ってもらって薄くあっさりになるのかと思いきや・・・
これはまさに「ポタージュ」です
飲んでる感覚が本当にそう
さらにさらに味が濃い!
どんだけ野菜使ってるんだろう
おいしいですね
元のスープより濃くなってる感じがするから、お腹結構入ってる状態で喰うのは少し辛かったけどww


昼の部閉店ということで、副店長とイケメンバイト君が今日の今後について話し合ってた
「野菜使ってるスープだから持ち悪いですよね?」
「そうだねぇ、しかも今日はスープ切れ閉店は無理そうだなぁ」
「あ、まじっすか」
「昨日、元のスープを30リットルって聞いておかしいなぁと思ったんだけど、やっぱり多かったみたい」
もしかしてバイトじゃなくて、まぁバイトだとしても立派な店員なんじゃなかろうか


いやぁこんな斬新なつけめん、感動した!
85てーん!
よもやの5つ星です
旨い!っていうか、楽しい!面白い!っていうのが大きかった
旨いつけめんって言っても、極太麺!濃厚豚骨魚介!こればっかだからね
革新的な一品だと思います
来週行けないのが惜しい
この店のこういう一杯喰うことは、自身の麺活に非常にプラスになる



(Y´∀`)< フローラとビアンカ、どっちと結婚しようかな