手打ち 焔@黒磯

9/18分です


北関東ラーメンツアー3日目。
この日は朝に水戸市を出発して、夜は北関東を抜け出して郡山で一泊することに。
目的地はズバリ、白河ラーメン総本山のとら食堂です。
しかしその前に栃木県北部で一杯食べよう!ということに。
定休日などの重なりもあり、お目当ての店はここだけとなってしまいました。
栃木県那須塩原市ではありますが、れっきとした白河ラーメンを出すお店です。
それにしても、今まで茨城県水戸市を走っていただけに、水戸市から北上するとなるといよいよ山道だけで本当に田舎という感じがしますw


11:40到着、先客9人くらい
看板には「ラーメン焔」と書いてあるけど、正式名称は「手打ち焔」らしいです
すぐ隣に異様なオブジェ?が立ち並ぶカラオケルームが。
田舎のセンスが大爆発してます。
恐竜の銅像を脇目に見ながら店内に入ります
あー、なんだか秘境に来た!って感じですね〜
奥ゆかしい木造の造りで、奥の座敷に靴を脱いで失礼します
入ってすぐのところに評論家の色紙が立ち並ぶ
大崎さん、しらすさん、山本さん、青木誠さん、かずかっきぃさん。
特に最後の2人なんかはサインの他にもべた褒めの一言が添えられている。
青木さんが「更に美味しくなっています!今や全国屈指の名店です!!ウマい!!」だなんて手放しに誉めてるところ見ると、かなり期待できます
それも訪問が今年の5月
となるとますますテンション高くなってくる・・・
官僚の色紙も2枚あるしなぁ。。
正直、とら食堂で醤油は喰うからこの店は準備体操として塩とか味噌とか喰うかなーなんて軽い心の持ちようだったけど、もう店内入って旨い店のオーラがプンプンに感じましたのでデフォを頼むことに。
「チャーシューメン(880円)」を注文して、気になったので「手打ち餃子(350円)」も頼んでシェアすることにしました
もう本当にそわそわして座敷で落ち着いていられません
隣のテーブル席で食べてるカップルなんて相当のフリークなのか、何杯も喰っては頼み、しまいにはメニューにないつけめんまで出てきて美味しそうに喰っていました。
一体何杯食べるんだ・・・
カウンター席には地元のおっちゃんらしき方がたくさん。


ぬお!テンションあがる!

鼻を丼に近づけなくても醤油の香りがそこらへんに充満します!
スープそっと一口・・・
マイルドに醤油が効いており、その醤油がさわやかに旨味を演出してくれます
優しく、かつ洗練されたスープだぁ〜。
一応白河系ではあるけど、あの醤油の味の出し方とはまた一味違う、個性際立つスープですね
めっちゃうま〜い。
一口飲む度に安心していましたw
手打ち麺は食感は蕎麦っぽいですね。
麺量が200gくらいあってなかなかのボリューム
想像していたより細めで、長さもまちまちでした。
麺を飲みこむと、手打ち故の喉越しの良さを五感で感じることができて実に爽快です
五感は言い過ぎかw
喉を通りぬける感覚が手にとるように分かるので感動。
チャーシューは旨過ぎですね!
7枚くらい入ってたけど、少しピンクがかった焼き豚でした。
具はほうれん草とメンマとネギ。
総じて旨過ぎる。感嘆符がいくつも口から溢れ出ました。
汁完。


91点!!!
ラーメンツアーで最も美味しかったです!ごちそう様でした!
この店、この一杯に遠征の真髄を見たような気がしました。
辺りに何もないようなポツンと点在する店に、こんなモンスター級のラーメンがあるなんて。
そりゃ遠征して全国の店をしらみつぶしに行きたくなるわな。
普通の白河系なんだろうなと甘くかかった俺が悪かった。
これは、清湯醤油が大好きな私が太鼓判を押す、めちゃくちゃ旨いらーめんです。
喰い終わって、なるほどあそこまでの色紙を書く訳だと合点がいった。
ちなみに餃子はというと。

実に普通の餃子でしたw
美味しく頂きましたよ!!!
お会計の際、若き店主らしき男性の方から「どちらからいらっしゃったんですか?」などと聞かれる
そこから少し会話できた。
官僚はオーラがすごいらしいw
そして官僚がこの店に来るとなると、栃木県中のブロガーがこの店に一斉に集まるそうでw
このエピソードも面白かったけど、何より面白かったのは店主の訛りがU字工事のそれと全く一緒だったことだ。
やはり栃木県なんだな。
店を出るのが惜しいと感じてしまうほどの大満足の訪問でした。
やべーなとら食堂行く前にくっそ旨い白河ラーメン喰っちまったよ。