創麺業 磯部水産@吉祥寺

毎週月曜日の恒例行事です
寝坊しない限り、魅力的なメニューじゃない限り、毎週行く覚悟でしゅ


13:05到着、先客6名
珍しくテーブル席が満席だった
ここはソロ客よりも2人組とかが多いっすね!


「5Niboshi&5Bushi(濃厚魚介豚骨)」(750円)の食券を女性店員に渡す
お、月曜日にもバイト入れるようになったのか
人出が足りなくなったってことかな、嬉しい限りで
仕方なくカウンター席に座ります


さてこの仰々しい名前のらーめんですが、つまりは5種類の煮干しと5種類の節を使ったってことをカッコよく横文字で言ってるだけである
最初ブログにうpされた当初の名前は5Nibossy&5Bussyだった気がするんだけどなぁ
どうせならこっちみたいに英語っぽくした方がよかった
たいして変わらんがw
で、魚介系のらーめんなのかと思いきや、出た豚骨魚介
とうとうここでも豚骨魚介やってくれるんですね!
今世間に一番ありふれてるジャンルではあるけど、基本的に僕は豚骨魚介好きだから嬉しい
吉祥寺に豚骨魚介出してる店はひとつもないんだもの
あんまり世間の流行りを反映しない街だから
ちなみに店主ブログによると、

5種類の煮干
「カタクチ」「ウルメ」「アジ」「アゴ」「タイ」
5種類の節
「カツオ」「宗田」「サバ」「ムロアジ」「サンマ」

んなこと言われてもわかんないんだけどね


今日は暑いってことで、同じメニュー名でつけめんも提供していた
結構の客がつけめんをほうばってる
大粒の雨の中、しかも蒸し暑い中チャリンコ漕いできた僕も汗だらだら
だけどらーめん派でありたい僕はらーめんを選択
冷静にミスった気がした
汗ひかないんだもん、ジメジメしてるから


さて来ました

おおお、まさに豚骨魚介ですなぁ
この店でこの景観を望めるとは少し感動です
海苔の上に魚粉が乗ってる、いわば六厘舎スタイル
何最近これ流行ってんの?乗せたくなる気持ちもわかるけど
俺が店主だったら間違いなく乗せてるけどね
刻みタマネギが個人的に大好きだから本当に嬉しい
濃厚な豚骨魚介にこれ以上マッチする具はないと確信してる
さて魚粉を崩さないようにまずは端っこのスープいただきます
ぬお!御多分に洩れずこれは豚骨魚介だ!w
豚骨と魚介のバランスはちょうど半々くらい
濃厚と銘打ってあるだけあって粘度はあるけど、若干程度に抑えてある
そこまで濃厚でもないです、飲みやすいです
さてスープをすくって、魚粉テイスティングタイム
まずは手前の魚粉から、レンゲの上で溶かします
飲む。うん、少しクセがあります
次、奥の魚粉。溶かす。飲む。
お、これおいしい。スープが一気に魚介っぽくなる
2種類の魚粉が乗ってるらーめんなんて初めてだ、これは面白い
もうめんどくなったから海苔をひっくり返して魚粉散乱させる
当然丼の真ん中近辺は黒く変色しますが混ぜることなくそのままマーブル状で喰っていきます
麺がねぇ、平打ち中細麺
この店平打ち好きだけど、豚骨魚介とは合わなくないですかい?
スープともあんまり絡んでなかったっす
麺自体がこの店は旨いから許されるんだけど
普通の丸ストレートにするべきだと思います
でも麺の味は本当に旨いっす
さて、スープやら麺やら喰ってるうちに重大なことに気付きました
魚粉が溶けてない部分、魚粉が1種類溶けてる部分、魚粉が2種類溶けてる部分、それぞれ味が違う!
しかもその魚粉の量とか比率とかも部分部分で微妙に違ってくるから口に含む度に味が変化してるんですねぇ〜
これ店主の狙ってやったことだとすれば素晴らしいです
わざわざ2種類の魚粉を海苔の上に乗せてるのも単なる飾りじゃないってことになるし、計算されてる
あの時完全に混ぜないでおいたのが正解でした
いやぁこれは面白いwww
だって一口喰うたびに味が微妙に変化するらーめんなんて喰ったことないでしょ
そんな素人が分かるほどの微妙な変化を生み出せる魚粉パワー恐るべし


具ですね
刻みタマネギは今回はあんま主張してこなかったなという印象
もっとシャリシャリ口の中でいうと思ったらそうでもなかった
麺屋じげんのタマネギ喰っちゃうとその印象が強すぎるからなぁ
肩ロースっぽいチャーシューはこの店の売りですね、うまいっす
材木メンマは鉄板で焼いてるならもっと焼いてかたくした方がいいかも
なると・・・別にいらないんじゃない?w


81点〜!
旨かったー、豚骨魚介やっぱ旨いわ
ってかここの店主は本当にセンスがあるんですね
パッと作ってこのクオリティですから
一杯一杯全てが専門店に負けない旨さ、むしろなんだったら勝ってるからね
ひとつの店でいろんな種類の旨い麺が喰える
本当に本当に優良店です
こんな店が吉祥寺にあるなんて嬉しすぎる
秘境ですわ



(Y´∀`)< 雨雨遠藤雨遠藤